女優の佐久間由衣が、映画『おいハンサム!!』(6月21日公開)の完成披露舞台挨拶が28日に都内で行われ、吉田鋼太郎、木南晴夏、武田玲奈、MEGUMI、宮世琉弥、浜野謙太、山口雅俊監督とともに登場した。同作は、父・伊藤源太郎(吉田)と、幸せを求め人生に迷う三姉妹 長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)、そしてマイペースな母・千鶴(MEGUMI)という伊藤家5人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる新感覚コメディ。○■佐久間由衣、第1子出産後初の公の場 映画「おいハンサム!!」完成披露舞台挨拶に登場今年3月に第1子誕生を発表した佐久間。今回のイベントが出産後初の公の場となった。イベントでは、同作のタイトルにちなみ「最近ハンサムだと思った自身の行動・身の回りのでき事」についてトーク。佐久間は「鋼太郎さんが私のことを由衣って呼んでくれたこと」とエピソードを披露する。「すごく嬉しくて! 『由衣って呼んでくれたぁ!』とすごくハンサムだなと思って、ドキッとしました」と笑顔を見せた。自身のハンサムエピソードを話され、照れた様子の吉田も「呼び捨てってすごく嬉しいよね。わかる! だからなるべく呼び捨てにするタイミングを一生懸命探したりするんだけど、そんなに親しくなっていないときにやっちゃうと、おかしいじゃない? だからちょうどいいタイミングに言ったんだろうね(笑)」と振り返っていた。
2024年05月29日タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)と、ユージこと大下勇次(柴田恭兵)の活躍を描き、1986年よりテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われたが、映画『帰ってきた あぶない刑事』として8年ぶりの新作が上映、公開3日間で興収3.5億円突破するなどヒット中だ。今回は、舘と柴田にインタビュー。互いに「唯一無二のコンビ」だという2人に、改めて感じる魅力や、『あぶない刑事』放送開始時の思い出、70代になった2人が今作に込めた思いなどについて話を聞いた。○8年ぶりの新作映画『帰ってきた あぶない刑事』がヒット中の舘ひろし&柴田恭兵――長い年月を過ごされてきて、改めてお互いに「すごいな」と思うのはどんなところでしょうか?舘:とにかくこの『あぶない刑事』というのは恭サマ(柴田)の作品なんです。恭サマが全部デコレートしていくし、勢いもつけていくし、最初の時から変わらず「すごいな」と思います。あれだけ走るのもやっぱりすごい。僕自身は『あぶない刑事』の作品の土台だと思うんですよね。最初は非常に保守的な考え方で入っていったので、恭サマに出会ってびっくりしましたし、今の『あぶない刑事』らしいものを作ったのが“柴田恭兵”という俳優さんなんです。僕はただ恭サマにくっついていくだけ(笑)柴田:いやいや。僕は、日本の役者さんの中でちゃんとダンディでいられる役者さんって本当にいないと思うんです。今回8年ぶりに舘さんにお会いして、また磨きがかかって素敵だなと思いました。舘:いやいやいや。――どんな魅力が増したと思いますか?舘:芝居に厚みが出てきたというか、恭サマの深みを感じます。柴田:舘さんはまず、セリフを覚えるようになった。2人:(笑)舘:覚えるようになったよね、たしかに。柴田:やりやすいとかやりにくいとかそんなことも全然超越していて、舘さんはそのままタカで、僕はそのままユージ。他の役者さんでは無理なんですよ。舘さんもきっとそう思ってくださってると思うんですけど、役作りもあんまりいらないし、すごく楽しいですし、お互いに刺激し合ってるから、どんどん上に行けるといいますか。舘:そう、すごく楽しいの。僕が何回かNGを出してしまったセリフなんかも、恭サマが「僕、言いましょうか?」と言ってくれるので、「あ、すみません、お願いします」と(笑)――今回、ヒロインの彩夏(土屋太鳳)が、タカとユージの関係性を「愛を超えてる」と表してましたけど、そのままお二人にも当てはまるんでしょうか?舘:そうですね、俳優としても唯一無二のバディだと思います。まあ、迷惑をかけているのはずっと僕ですけど(笑)柴田:僕も唯一無二だと思いますし、それ以上に舘さんは『あぶ刑事』のチームリーダー、キャプテンですから。舘さんが「集合」と言えばみんな集合するし、何かあった時にちゃんと盾になってくれるし、困った時に舘さんが前にいてくれる。だから安心して色んなことができます。――お二人とも「こういうふうに年を重ねていきたい」と目標にしている像はありますか?舘:目標は、あんまりないですね。なんかある?柴田:孫に好かれたいですよ。2人:(笑)柴田:舘さんは、女性がいれば何の問題もないですよね。舘:そんな言い方(笑)。僕は恭サマが“ダンディ”と言ってたらそういうイメージになっちゃっただけで、ふつうの親父ですよ。――舘さんから柴田さんを表すとしたらどういう言葉ですか?舘:それはやっぱり“セクシー”でしょう。走り方とか、セクシーだもんね。柴田:僕は舘さんを初めて見た時のことをよく覚えているんです。まだ一緒に仕事する前、夜にプールバーで食事していたら、舘さんが金髪の美女を連れてふらっと入ってきたんですよ。舘:(笑)柴田:その時「ああ、彼が舘ひろしなんだ」と。すっごい、ダンディ。初めてダンディって言葉を使いました。舘:そうかなあ?柴田:本当にかっこよかったです。○ロケ現場に女子高生が侵入…その言葉をドラマに転用――今作は前売り券から売れていると聞いてまして。特典の「タカ&ユージアクリルスタンド」も人気だそうですが……。舘:なに、それ!?柴田:あの、人形みたいな……。舘:おまけ?柴田:おまけですよね。――いつでもタカ&ユージを持ち歩ける、みたいな。新しいファンの楽しみ方でもあると思います。放送開始当初からファンの反響などは感じられていましたか?舘:キャーキャーワーワーはあったような、なかったような。僕らはライブをしないから、ファンの方と直接触れ合えるのが、初日の舞台挨拶くらいのもので。僕が1番驚いたのは、最初の映画(映画『あぶない刑事』/87年)をやった時に、東映が昔の東急映画会館の5階か6階にあったんですけど、階段のずっと下まで人が並んでいたこと。その頃、そんなに当たる映画がなかったんですよね。でもその列を見た時、他人事みたいに「わあ、すごいな」と思いました。柴田:なんとなく人気が出てきたのを感じたのは、横浜でロケをしていたらギャラリーがどんどん増えて来た時かな。サングラスをかけて、僕と全く同じ衣装を着たファンの方が2、3人現れたりして(笑)。舘さんが「あそこにも鷹山がいる。こっちにもユージがいる」と。舘:楽しかったよね。高校生の女の子が入っちゃいけないところまで来ちゃって、「ここ、入っちゃいけないよ」と注意したら、「あら、どういうことかな」とか言って。それで、そのセリフをそのまま恭サマがドラマの中で使った(笑)。そういう意味じゃライブ感があったな。柴田:『あぶない刑事』を始めた時に、僕は35歳だったんです。その時、僕は同世代に向かって「柴田恭兵が今、これをやってます。みんな応援してね」という気持ちでした。年上でも年下でもなく、同世代の35歳に向けて。僕はもう73になりますけど、今も同世代の人に「俺たちは、元気でやってるよ。みんなも元気でやろうね」と伝えたいなと思って、ずっとやってきたんだと思います。その年代年代の映画を何本もやりましたけど、僕はどこかで同い年の世代の人に向かって「今、こんなだよ。みんなも頑張ってね」と思っていますし、きっと舘さんの中にもあると思います。――そうやって作られたものが、新しい世代にも受けるんじゃないかとも思いました。舘:受ければラッキーだと思います。モテればいいな(笑)。下心も満載、みたいな。柴田:「まだまだ、元気でしょう」って(笑)。だから、70過ぎて走るのが遅くてもいいんですよ。アクションで負けても全然いいんです。だって、もうスーパーマンじゃないんだから。CGもワイヤーアクションも一切なしで、頑張って動きます。もちろん昔ほどキレもないし、走ったら遅いけど「70代で頑張ってます」ということです。それで、僕は舘さんにアドリブで「老けたな」と言ってくださいとお願いしたんです。舘:言いましたよね。柴田:銃撃戦の途中で。――今回の映画を見たら、また新作が観たいという方も出て来そうです。舘:それは、体力と相談して……。柴田:舘さんが「集合」と言ったら集合せざるを得ないですから(笑)舘:だって最後のシーン、2人でジャンプするのも「そんなに昔ほど跳べないよ」と監督に文句を言ったんですよ。脚本に書かれてないですし。書かれてないことばっかりやる(笑)柴田:最後2人がカチャカチャって走ってくる時に、舘さんと僕が空に向かって、今はもういない、この作品に関わってくださった方たちの名前を叫んでるんです。黒澤満さん(プロデューサー)とか、カメラマンの仙元(誠三)さんとか、この映画に関わった大勢の方が亡くなっているので、「見守ってくれてありがとうございました!」と。舘:恭サマはロマンティストなんですよ。僕はもうハァハァ言っちゃって、名前を呼んでる暇はない(笑)。満さん、ベーさん(故・長谷部安春監督)、カシラ(故・高瀬将嗣さん/殺陣師)、それから仙元さん。本当にその4人が僕らを許容してくれて、新しいものを作ったんだろうね。『あぶない刑事』って、新しいアクションをしていましたし、全部がなんとなく新しかったんです。高瀬がすごく考えて、真剣白刃取りとかやって。柴田:みんな僕らを信じてくれたというか。自由にやらせていただきました。――最初から手応えは感じられていたんですか?柴田:いや最初はどうなるかわからなかった。ただただ「かっこいいものをやりたい」「かっこいい衣装を着るぞ」と。だから見たことのないカースタントをやって、高瀬さんの新しいコミカルな立ち回りやハードボイルドな立ち回りがあって、衣装もどんどんグレードアップして、スタッフの皆さんが「面白い、もっとやろう」という流れがどんどん出来上がって。舘:僕は保守的でコンサバティブな刑事ドラマのつもりでやっていたのに、どんどん恭サマに引っ張られたんです。恭サマに「これやって」と言われて「わかりました」と(笑)。そのうちに「こう言うと面白いんだな」とアドリブとかを思いつくようになるんですが、僕が言うよりも恭サマに言ってもらった方が面白い。だから逆に「言って」とお願いするようになりました。例えば『さらば』(『さらば あぶない刑事』/16年)の時に、「敵の数と残ってる弾の数が合いませんけど!」というセリフを考えたんですが、僕が「敵の数と残ってる弾の数が合わねえじゃねえか」と言うより、恭サマが言った方が面白い。バンバン撃たれている緊迫感の中であのセリフが言えるのが、すごいですよ。――新たに『あぶない刑事』が気になっている人に向けてのメッセージもいただけたら。舘:今まで『あぶ刑事』に関わって来ていない若い監督と若いカメラマンが撮っていて、全体にスタッフがすごく若返ってるので、画もすごく今っぽいし、新しいと思います。柴田:シネコンに行って、観たい映画が満席で「あ、『あぶない刑事』やってる」となったら、ぜひ観てください(笑)。若い方は、まずタカとユージを見て、2人を基準にしてボーイフレンドを探してください。――かなり基準が上がってしまいますね。2人:(笑)舘:いま、刑事ものってバンバン銃を撃ったり走ったり、車が転んだりするような映画って少ないと思うので、そういう意味でも単純に楽しんでいただけるかなと思っています。■舘ひろし1950年3月31日生まれ、愛知県出身。76年に映画『暴力教室』で俳優デビュー。その後、ドラマ『西部警察』(79年〜)をきっかけに石原プロに入社。36歳の時に主演した『あぶない刑事』(86年〜)で大ブレイク。近年は映画『終わった人』(18年)で第42回モントリオール世界映画祭 最優秀男優賞を受賞し、『アルキメデスの大戦』(19年)、『ヤクザと家族 The Family』(21年)、『ゴールデンカムイ』(24年)などに出演する。■柴田恭兵1951年8月18日生まれ、静岡県出身。1975年に劇団「東京キッドブラザーズ」に入団、キャリアをスタートさせる。86年『あぶない刑事』で大ブレイク。演技派としてドラマ『はみだし刑事情熱系』(96〜04年)、『ハゲタカ』(07年)など数々のドラマシリーズに出演。他主な出演に映画『集団左遷』(94年)、『半落ち』(04年)、『北のカナリアたち』(12年)など。24年はドラマ『舟を編む〜私、辞書つくります』に出演。
2024年05月29日●ものまねに否定的な役「見たことないコロッケを見てもらえたら」1980年に『お笑いスター誕生』(日本テレビ)でデビューしてから約44年、数々のものまねで笑いを届けているコロッケ。ものまねレパートリーは300種類以上で、常に新しいネタを開拓している。6月2日~18日に東京・明治座で上演される『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』では、ものまねに否定的な人物を演じるという。コロッケにインタビューし、同公演への意気込みや、ものまねに対する思い、今後の抱負など話を聞いた。『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』は、昭和歌謡音楽劇とコンサートの二本立ての構成。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、中村扮する星川誠がマスターを務める宮城県の田舎町にあるカフェが舞台の音楽劇で、コロッケは都会から戻ってきたカフェの昔からの常連客役を務める。「自分が憧れていた方とご一緒できるというのは本当にうれしいです」と声を弾ませるコロッケ。中学時代には、『俺たちの旅』で中村が着ていたファッションを真似していたという。「新聞配達のバイトをしていたのですが、初めてのバイト代で買ったのが、雅俊さんがドラマで着ていたフィールドジャケットで、ベルボトムのラッパズボンと下駄も履いていていました。髪型も、あそこまでは伸ばせなかったですが近い髪型にしていました」ビジュアルだけでなく内面の部分でも中村が演じていた役柄から影響を受けていたそうで、「ドラマの中で、生徒や友達に一生懸命だったり、真っすぐな役が多かったので、僕も友達や家族など、全部に対して真っすぐ一生懸命に向き合いたいなと。全力で動くというのは真似できればいいなと思っています」と語る。公演で演じる役柄については、「中村さん演じる主人公が営むカフェの古くからの常連客で、都会に憧れ地元から出たけど、4年に1回地元に帰ってくる。何をやっても成功せず、本当はものまねが得意だけどものまねが嫌いで、『人の真似して食べていくなんてダメ。自分のオリジナルじゃなきゃ』という考えを持った人です」と説明。「ものまねでずっと食べてきている僕がそういう人を演じるのは面白いかなと思って提案させていただきました。僕の中では今までやったことがない役で、ものまねを否定しているということ自体が新しいので、皆さんが見たことないコロッケを見てもらえたらと思います」と意気込む。ものまねに否定的な役とはいえ、劇中でものまねする場面もある予定だという。先日行われた会見で「難しい」と吐露していた中村のものまねも見られるのか気になるところだ。○ものまねを世のため人のために「人の揚げ足を取って食べているので」コロッケ自身はもちろん、「ものまねを否定したことは一回もない」とのことで、「それで食べさせてもらっているので」と感謝している。改めてものまねへの思いを尋ねると、「ものまねは僕の中で一生やっていくもの。ものまねというジャンルをもっともっとエンターテイメントにしたいし、ものまねをやらせていただいているんだから、ものまねを世のため人のために使っていこうという思いがあります」と回答。「ものまねをさせていただいているご本人からすれば、『ふざけんなよ』と思われていることが多いですから。人の揚げ足を取って食べているので、ボランティアをしたり、警察のお手伝いをしたり、人の役に立つようなことをしていきたいなと。これは後輩にもよく言っていることで、坂本冬休みらも一日警察署長をやったりしていますが、ものまね芸人が集まって役に立てたらいいなと思っています」と語る。●「ものまねを職業として認めていただけるようになってきた」ものまね対象者の特徴を誇張するコロッケのネタ。本人から嫌がられてもやり続け、次第に受け入れてもらえるようになったと変化を喜んでいる。「ご本人が嫌がることをやっているわけですが、雪解けが来るんだなと。20年、30年やっていると、ご本人とお話しする機会がでてきて『別にやってもいいけど』と言ってもらえたり。野口五郎さんも岩崎宏美さんも五木ひろしさんも北島三郎さんも、皆さんにかわいがっていただけるようになり、こんな時期が来るんだなと思いますね。コロッケだから仕方ないと許していただけるようになり、ものまねを職業として認めていただけるようになってきたのかなという感覚があります」本人から優しい言葉をかけてもらったときには反省の気持ちも芽生えるそうで、「失礼なことをやっちゃいけない」と思うも、結局は「失礼なことをやらないのは余計失礼だから、もっとやろう」という考えになるという。ものまね対象者のファンも、以前と比べて温かい目で見てくれるように。「今は皆さん、怒るというより、仕方ないなと諦めてくれたのかなと(笑)。『ダメって言ったってどうせコロッケはやるでしょ』と思っていただけるようになった気がします」とはいえ、今でも怒りを買うことは多々あるようで、『鬼滅の刃』のものまねをした際には、作品のファンから怒られたという。「『鬼滅』ファンは怒りますが、他の人たちは笑っているという、遡ればずっとそれの繰り返し。田原俊彦さんをやり出したときも、ファンの方は怒っているけど、そうではない人たちは笑っている。そして、怒っていた方たちも次第に、仕方ないと受け入れてくれるという感じですね」批判的な声が寄せられても傷つくことはないそうで、「それも楽しんでいます。昔から異常なプラス思考なので」とニヤリ。「好きだからやっているというのが一番。僕はモノマネしかないので、それを王道としてやり続けていくしかないと思っています」と熱い思いを語った。ものまねの対象にする人たちについては、「好きだから余計なことをしたくなってしまう。ネタは尽きないです」と言い、「最近BTSのモノマネもしていて、『Dynamite』を『サムゲタン』という替え歌にして歌っていますが、好きで聴いていたら思いつくんです。基本的にいたずらっ子で、性根が悪なんでしょうね。『Dynamite』はかっこいい曲ですが、面白くしたくなってしまうんです」と笑った。○「ものまねは生涯現役! 一生ふざけます!」 新たな挑戦も続々今年6月に憧れの中村が50周年を迎えるが、コロッケは2030年が50周年の節目となる。「50周年まであと5年ちょいですが、今後も今やっていることを持続させていることが一番大事だと思っています。ものまねは生涯現役! 一生ふざけます!」今の活動を持続させながら、新しいことにも挑戦していくつもりだという。「60歳を過ぎてからいろいろなことに挑戦していて、少し前からやっているものまね落語も完成してきていますし、DJコロッケというものをやったり、食べながらものまねなどが見られる食フェスをプロデュースしたり。持続が一番大事ですが、そこに付随する新しいことも増やしていきたいなと。たぶんそのうち畑もやったりしていると思います」新境地を開拓し続け、60代になりパワフルさが増しているコロッケ。「せっかく芸能界にいるのに頑張らなくてどうすんの!? って思うんです。この場所にいさせてもらっているので、できることはどんどんやっていきたいなと。ネタもまだまだ尽きないですし、野望は多いので(笑)」とエネルギーに満ち溢れていた。■コロッケ1960年3月13日生まれ、熊本県出身。1980年8月に『お笑いスター誕生』(日本テレビ系)でデビュー。テレビやラジオへの出演のほか、全国各地でのものまねコンサートや大劇場での座長公演を定期的に務める。現在のものまねレパートリーは300種類以上。俳優として映画やドラマなどにも出演している。2014年に文化庁長官表彰、2016年に日本芸能大賞を受賞した。
2024年05月29日俳優の平泉成が初主演を務める映画『明日を綴る写真館』(6月7日公開)のSpecial Interview映像・場面写真が29日、公開された。公開されたインタビューでは、初めて主演作を演じるにことについて平泉が「60年、脇役ばかりをやってきたので、(オファーが)来た時は嬉しかったですね。台本を仏壇に飾って、親父とお袋に手を合わせました」と感無量な面持ち。一方、その平泉とじっくり共演した佐野は「芝居が終わった後に『今の芝居がちょっとなぁ』とか『佐野君ごめんなぁ』と言ってくださって、58年先輩がそんな感じでいるので、現場の空気感が優しくて愛にあふれていて、楽しい撮影でした」と大先輩・平泉の気さくな人柄に感嘆する。さらに「60年やっても答えが見つからないような仕事だからこそ、役者って面白いんだよ」とも言われたという佐野は「80歳になっても芝居がしたい」と発起。「夢が広がるような素敵な出会いでした」と佐野の未来にも大きな影響を与えた平泉との共演となった。平泉は「本番中に芝居を投げると、それを非常にナチュラルに受け止めて投げ返してくれる」と佐野の自然体の演技を讃える。「(本編の佐野の)仕上がりを見たら、すごく良いんですよ。佐野君の芝居に、ほぼ80歳が泣かされて、胸がツーンと来ましたよ」と照れながら明かし、「先々(役者として)大きくなるんじゃないかな」とも述べ、佐野の役者としての将来性に太鼓判を押した。本作のオファーがある2カ月前から、プライベートでカメラを趣味にしていたという佐野。「おじいちゃんのお墓参りに行った時に、おばあちゃんに『私の遺影を撮って』と言われ、紅葉の綺麗な山で写真を撮りました」と祖母とのエピソードを振り返った。本編では、佐藤浩市演じる牧が、亡き妻(吉瀬美智子)の葬儀の時に良い遺影が無かったことを後悔し、自身の遺影撮影のために写真館を訪れるエピソードがある。「この作品の中にもそういうシーンがあるので、クランクインする前におばあちゃんがそういうことを言ってくれて素直に嬉しかったし、この作品を通して“その人の今を残すことの大切さ”は痛いほど胸に染みているので、孫だからこそ撮れる元気なおばあちゃんの素敵な笑顔を、趣味になった大好きなカメラで撮れて良かったなぁって。カメラって良いなぁ、映画って良いなぁ、この作品最高やなってすごい感じています」と、この映画との奇しき巡り合わせをしみじみ語った。ファッション誌などから引く手あまたの気鋭の若手カメラマン・太一と、赤字続きのさびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島。年齢や考え方が異なるだけでなく、キャリアもかけ離れているふたり。鮫島の写真に運命的に出会い、弟子入りを志願する太一に、はじめは「帰りなさい」と冷たくあしらう鮫島だったが、諦めずにともに行動する太一を、徐々に認めていくようになる。カメラマンとしてのプライドがぶつかり合うショットとは対照的に、まるで親子のような温もりを感じさせるシーンも切り取られている。【編集部MEMO】映画『明日を綴る写真館』は、あるた梨沙氏による同名漫画の実写化作。さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一(佐野晶哉)は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡に涙する。(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA
2024年05月29日俳優の磯村勇斗が主演を務める、映画『若き見知らぬ者たち』(10月11日公開)のインターナショナルビジュアル、およびビジュアル撮影メイキング映像が29日に公開された。同作は『佐々木、イン、マイマイン』(2020年公開)で新人賞を総なめした内山拓也監督の商業長編デビュー作。内山監督の身近に起こった事件からインスパイアされた題材をもとに、徹底したリアリティを追求したオリジナル脚本によって製作されたという。企画段階から、海外配給会社の注目を集め、フランス、韓国、香港、日本の4つの国と地域で共同製作された。○■磯村勇斗・岸井ゆきの・福山翔大によるインターナショナルビジュアルこの度、主演の磯村勇斗、共演の岸井ゆきの、福山翔大のメインキャスト3名を捉えたインターナショナルビジュアルを公開。本ビジュアルはPARCOやCOMMEdesGARCONSの広告などを手掛け、東京ADCや東京TDCグランプリなど数々の広告賞を受賞してきた井上嗣也氏がアートディレクターを担当。フォトグラファーには、東京ADCグランプリやNY ADC photographer部門 金賞などを受賞している吉田多麻希氏を起用し、国内外でのグローバルな展開に向けたインターナショナルビジュアルを作成した。ビジュアルのコンセプトは「苦悩/葛藤/貧困/意思/肉体/優しさ」。プレッシャーや苦悩を象徴した黒い泥を浴びながらも、個人それぞれの強い意志を感じる3人の眼差しが印象的なインパクトのあるものとなっている。5月14日から26日に開催された第77回カンヌ国際映画祭のマーケットでは、本作の幹事会社、カラーバードのブースにて本ビジュアルを大きく打ち出し、世界の映画関係各社へ向けてアピールを行った。また、ビジュアル撮影のメイキング映像では、顔に黒い泥のペイントをかけられ、強風を浴びながら、写真を撮影される磯村、岸井、福山の姿が映し出されている。撮影後に福山は「あの風が、色々と理不尽なことが起きるこの映画の物語そのものだなと感じ、この風に立ち向かいたくなりました」と感想を述べている。【編集部MEMO】映画『若き見知らぬ者たち』あらすじ風間彩人(磯村勇斗)は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。(C)2024 The Young Strangers Film Partners
2024年05月29日●アニメーターとして製作活動開始北米最大の日本映画祭「ジャパン・カッツ」で大林賞を受賞作した『コントラ』や、尚玄とMEGUMIが共演する『赦し』を代表作に持つインド出身・日本在住のアンシュル・チョウハン監督。2011年に来日してアニメーターとして活動する中、実写映画界に足を踏み入れると、瞬く間に監督としてその腕を振るっている。カンテレの元プロデューサーである重松圭一氏が2023年に立ち上げた映像制作集団「g」とこのほどエージェント契約を結び、新作プロジェクトもスタートさせている。気鋭監督アンシュル・チョウハン氏に活動の経緯とこれからの野望を聞いた――。○初の長編映画が映画祭グランプリインド出身・日本在住のアンシュル・チョウハン監督を語る上で、アニメーターとして活動した輝かしい実績も欠かせない。陸軍士官学校で訓練を受け、大学で文学士を取得した後、2006年からインドのパプリカスタジオ (現:テクニカラー)で働き始めたという。ニコロデオンの人気作 『Farm Kids』や国際的に評価される 『Delhi Safari』などのプロジェクトに携わり、 イギリスBBCテレビアニメシリーズ『Everything’s Rosie』 ではチームリードを務めた。そんな中、2011年に東京へと拠点を移したきっかけとなったのが、ポリゴン・ピクチャーズ制作、ディズニーXDのプロジェクト『トロン:ライジング』だった。「ポリゴン・ピクチャーズが世界中のアニメーターを募集したんです。インドからは僕を含めて2人のアニメーター、それからアメリカ、スペインといった国からアニメーターが集まり、プロジェクトチームが作られたのです。このオファーは僕にとって、日本に拠点を移す良い機会になると思いました」(アンシュル・チョウハン監督、以下同)ポリゴン・ピクチャーズでの活動後、オー・エル・エムでバンダイナムコ『パックワールド』の制作を経験し、スクウェア・エニックスに移籍すると、『ファイナルファンタジー』シリーズや『キングダムハーツ3』、『ガンツ:オー』など主要プロジェクトに関わった。だが、日本に在住して5~6年目に入った頃から自主制作映画への情熱も芽生えていった。「2017年当時、日本でアニメーターとして働いていましたが、どうしても映画を撮りたくなったのです。でも、カメラの使い方も脚本の書き方も知らなかった。映画製作においてあらゆることが未経験だったわけですが、自信をつけるためにまずは短編映画を2本撮ることにしました。その短編映画を通じて、飯島珠奈や望月オーソンら俳優たちと仕事し、同時にエストニア出身の撮影監督マックス・ゴロミドさんにも出会って、長編映画『東京不穏詩』を作ることに。13日間で全ての撮影を終えて、編集も自身で行いました。編集の仕方も手探り状態でしたが、どうにか6~7カ月かけて完成させました。無謀とも言えるクレイジーな体験でした」映画監督としてのアンシュル・チョウハンの名前はすぐに知れ渡ることになる。「映画祭が何なのか知らず、はじめはYouTubeで公開しようとも思った」というが、初の長編映画『東京不穏詩』はブリュッセル・インディペンデント映画祭でグランプリを受賞。これを皮切りに数々の賞を受賞し、2020年には日本全国劇場公開を遂げる。2018年には長編2作目となる円井わん主演『コントラ』の製作を開始し、モノクロ映画として2019年に完成させると、同年11月に開催されたタリン・ブラックナイト映画祭でグランプリと最優秀音楽賞の二冠を達成。また、北米最大の日本映画祭ジャパン・カッツ2020では最優秀作品賞の大林賞を獲得するなど、評価を確立させていった。○アニメーターのキャリアが生きる「細かいところまでディレクションできる」映画製作未経験ながら、『東京不穏詩』、『コントラ』と続けて評価を得た理由の1つに、アニメーターとしてのキャリアが生かされたことは大きいだろう。チョウハン監督も自覚している。「アニメーションは絵コンテから全てのフレームが計画されて作るので、映画製作にすべてを応用することはできませんが、カメラアングルを視覚的に理解する感覚はアニメーションで培ってきたものが役立っているのかもしれません。また、キャラクターの顔の表情や身体の動きをアニメーション化する経験もあったので、俳優を演出する時に身振り手振りの細かいところまでディレクションできていると思います。もし今後、アクション映画を作る時が来たら、絵コンテが必要ですから、アニメーションの経験をここでも生かすことができるんじゃないかと思っています。映画編集のソフトも使ったことはなかったけれど、アニメーターの仕事であらゆるソフトを使ってきたので、初めてのソフトに慣れるのはそう難しくはなかった。ただ、編集はソフトを使いこなす以上に奥が深く、実践して学ばなければなりません。監督として映画を作っている以外の時間は、多くの映画を見たり、映画づくりに関する本を読んだりして、スキルを少しでも磨く努力を重ねています」2019年からはアニメーションの仕事を離れ、映画製作に専念している。尚玄とMEGUMI、松浦りょうが共演する最新作『赦し』は、2022年の釜山国際映画祭でキム・ジソク部門邦画唯一のノミネートを果たし、ワールドプレミア上映された。2023年には日本全国で上映が開始され、70館もの劇場で公開実績を作った。日本のみならず、イタリア、スペイン、アメリカ、ドイツなどで上映も決定している。アニメーターから転身し、映画監督としてのキャリアも順調満帆に見える。「映画の仕事を始めて7年。まだまだ道のりは長い。作品を実現するにはひたすら忍耐が必要です」と苦労を口にしながらも、「脚本から監督、編集までクリエイティブな部分の映画作りは、本当に自分にとって好きなことなのです」と真っすぐに語る。●モットーは「正直であること」チョウハン監督が映画作りで最も大事にしているのは、「唯一つ、自分にウソをつかないこと、正直であること」という。「偽物だと思われるようなシーンは、作るべきではない」とまで言い切る。「もちろん、限られた予算では限界がありますが、最大限に努力し、正直でいることを心掛けています。長編2作目の『コントラ』はまさにそう。低予算で5人だけのチームで取り組みましたが、ストーリー作りから演出に至るまで全てが情熱的で、そこに偽りは何一つありませんでした」モットーを貫くために、徹底的に調べることにもこだわる。「自分とのつながりを感じることができないものは書けないし、作れません。だから、誰かが誰かを殺すようなストーリーでは殺人者の心理や被害者の家族を知るために捜査報告書などに目を通し、理解できるまでの時間を惜しみません。3作目の『赦し』では、東京高等裁判所まで実際に何度も足を運びました。周りからは“どうしてここにガイジンが座っているのか”とそんな目で見られていましたけれどね(笑)。でも、だからこそ、“後悔とは何か”、“謝罪とは何か”ということを突き詰めていくことができたのだと思っています。正直であるということは、こういうことだと私は思います」チョウハン監督は映画作りの自身のスタイルに理解を示す日本のエージェントと契約も結ぶ。それが、カンテレの元プロデューサーである重松圭一氏が2023年に立ち上げた映像制作集団「g」である。「取り組みたいプロジェクトについて話し合うと、目指すゴールが同じであることが分かり、すぐに契約書にサインしました。gに参加することはごく自然な流れだったと思います」○安藤サクラのような「ご一緒したい俳優も」今後も日本を拠点に活動していくというが、日本の映画界をどう見ているのか。意見を求めると、チョウハン監督は「両面がある」と答えた。「日本の映画界の問題は、十分な予算がない。それだけです。アメリカではインディーズ映画でも200万ドル(約2億6,000万円)からスタートし、興行収入で得た分を次の映画に投資することができるような良い循環が作られています。つまり、仕組みの問題なのだと思います。日本は政府からの助成金があまり得られないことも現実問題としてありますよね。それから配給会社自ら投資するケースも少ない。ただ、日本の映画界には良いところがあります。それは、誰がどんな映画を作っても公開できることです。インドでは政府が気に入らなければ公開できないこともあれば、映画祭でも作品を取り下げられることが起こってしまう。それと比べて、日本は自由さがあります。もちろん、映画を公開することは簡単なことではありません。日本は安くて本当に良いものを作らなければならないとても厳しい市場です。濱口竜介監督のインタビュー記事を読んだ時に驚きました。映画を100万ドル以下で作っていて、チームメンバーは10人しかいなかったそうで、それなのにアカデミー賞を受賞しているのですからね。他の国ではあり得ないことです」映画界の現状を冷静に見つめながら、さらなるチャレンジに挑む準備を進めている。具体的に動き出したプロジェクトもあり、LGBTをテーマにしたものや、沖縄と台湾を舞台にしたものなど3つほど企画を抱え、今は一緒に参加してくれるパートナーを探しているところだという。「これまで以上に大きなプロジェクトに取り組むことが目標です。大きいといっても、単に予算が大きいという意味ではなく、大きなビジョンを持って、妥協せずに取り組むことを大事にしたい。安藤サクラのようなご一緒したい俳優も何人かいます。日本で仕事を続けながら、インドでやりたい仕事もあるし、アメリカでの仕事もある。映画監督として、いろいろなストーリーをバッグに忍ばせておこうと思っています」●アンシュル・チョウハンインド出身。陸軍士官学校で訓練を受け、大学にて文学士を取得した後、 アニメーターとして2006年からパプリカスタジオ(現:テクニカラー・インド)で働き始め、ニコロデオンの 『Farm Kids』 や 『Back at the Barnyard』、国際的な受賞歴もある『Delhi Safari』などのプロジェクトに携わる。また、BBCテレビ『Everything’s Rosie』では、チームリードを務めた。2011年に東京へ拠点を移し、ポリゴン・ピクチャーズでは、エミー賞を獲得したディズニーXD『トロン:ライジング』や『超ロボット生命体トランスフォーマープライム』などに携わる。その後、オー・エル・エムでバンダイナムコ『パックワールド』の制作に関わり、スクウェア・エニックスへ移ると、ファイナルファンタジーXV』や『キングズグレイブ: ファイナルファンタジーXV』、『キングダムハーツ3』そして『ガンツ:オー』、『ファイナルファンタジーVII リメイク』など、多岐主要プロジェクトに関わる。アニメーターとして日本で働く傍ら、自主制作への情熱も芽生え、2016年にKowatanda Films (コワタンダ・フィルムズ)として活動を始め、これまでに短編映画3作と長編映画2作を完成させる。中でも長編2作目となった『コントラ』は、国際的な認知度が高く、ジャパン・カッツの大林賞受賞を含め、世界各国の映画祭で様々な受賞を遂げている。長谷川朋子 はせがわともこ テレビ業界ジャーナリスト。2003年からテレビ、ラジオの放送業界誌記者。仏カンヌのテレビ見本市・MIP現地取材歴約15年。番組コンテンツの海外流通ビジネス事情を得意分野に多数媒体で執筆中。著書に『Netflix戦略と流儀』(中公新書ラクレ)。 この著者の記事一覧はこちら
2024年05月29日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が27日、都内で開催中の「エキシビジョン『ティファニー ワンダー』技と創造の187年」のトークイベントに、総額1000万円近いジュエリーをまとって出席した。同展は、日本で約17年ぶりに開催されるティファニーによる展覧会。最高峰のイエローダイヤモンドである「ザ ティファニー ダイヤモンド」をはじめ、世界初公開約180点、日本初公開約380点を含む、約500点の作品が展示される。この日、山田は近日ローンチされる「ティファニー タイタン by ファレル・ウィリアムス」コレクションであるクラスプ・ネックレス、ピアス、5ロウリングの3点、総額942万を超えるジュエリーを身にまとい登場。日本人の男性セレブリティとして初めて本ジュエリーを身に着け、「大変光栄です」と笑顔を見せると、「ファレルさんらしい、エッジの効いたジュエリーで、男性がつけても華やかですね」とお気に入りの様子だった。本展覧会のオープニングパーティーにも参加した山田は「あんな華やかなパーティーは初めてで、とても緊張しましたし、2日間ぐらい食事制限をして気合を入れて参加しました」と明かすと「ティファニーに似合う自分を作ってからお邪魔したいと思ったんです。なかなかつけることのないブローチなどは(Hey! Say! JUMPの)メンバーからも反響がありました」と報告。「美しいものに触れると自分の感性が磨かれていくような気がする」と語り、展覧会について「メンバーと一緒に来たい」と思いを述べると「最後の部屋にあるイエローダイヤモンドは、生きているうちにこれほどのオーラを放つものを見る機会がないと思う。ぜひたくさんの人に見てほしい」とアピールした。5月9日に31歳を迎えた山田は「自分のなかであまり年齢は気にしていません。気持ち次第で年齢を感じさせないパフォーマンスができると思う」と持論を展開すると「自分は見られる立場の仕事をしているので、常に輝いていないといけないと思っているので、ティファニーの輝きを身にまといながら、31歳も輝いていきたいです」と抱負を語った。また司会者から「ティファニーのジュエリーをプレゼントするなら誰に?」と聞かれると、「今年は僕がこの業界に入ってから20年になります。ここまで頑張った自分にプレゼントしたい」と回答していた。
2024年05月29日映画『おいハンサム!!』(6月21日公開)の完成披露舞台挨拶が28日に都内で行われ、吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI、宮世琉弥、浜野謙太、山口雅俊監督が登場した。同作は、父・伊藤源太郎(吉田)と、幸せを求め人生に迷う三姉妹 長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)、そしてマイペースな母・千鶴(MEGUMI)という伊藤家5人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる新感覚コメディ。○■吉田鋼太郎、映画『おいハンサム!!』完成披露舞台挨拶に登場MCを務めるフジテレビ 三上真奈アナウンサーから「伊藤家の皆さんが大きなスクリーンに映し出されます。率直なお気持ちをお聞かせください」と話を振られた吉田は、「その振りが、大きなスクリーンに映し出されることがおかしいみたいな(笑) まさかの映画化という言葉にも、本来ならばムッとしなきゃいけないんですが、僕らもちょっとそう思っている(笑)」と笑いを誘う。映画化についてもいまだ実感がないそうで、「ここに立たせていただいている今も半信半疑。これだけのお客さんがにこやかに見守ってくださっているのも少し半信半疑なんですけども、こうなったからには腹をくくって観てもらうしかない」と心境を明かした。また、集まった観客についても「映画公開のときに舞台挨拶をさせていただきますが、きょうはすごく雰囲気が温かいです。この映画をおもしろいを思っていらっしゃる方は、ちょっと変わった方だと思うんです。もしくは悩んでいらっしゃる方、あとは日常に不満を持ってらっしゃる方(笑) そういう連帯意識を感じています」と話し、会場を盛り上げた。
2024年05月28日俳優の宮世琉弥が、映画『おいハンサム!!』(6月21日公開)の完成披露舞台挨拶が28日に都内で行われ、吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI、浜野謙太、山口雅俊監督とともに登場した。同作は、父・伊藤源太郎(吉田)と、幸せを求め人生に迷う三姉妹 長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)、そしてマイペースな母・千鶴(MEGUMI)という伊藤家5人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる新感覚コメディ。○■宮世琉弥、映画『おいハンサム!!』完成披露舞台挨拶に登場今作でシリーズ初参加となった宮世は、「出演が決まる前から『おいハンサム!!』を観ていたので、すごく緊張しました」とコメント。「シーズン1を撮り切っている(キャストの)中に入るのは、いい意味でプレッシャーだったので、わくわくもしていたんですが、ド緊張していました。ただ家族の中に入れて嬉しかったです!」と笑顔で振り返った。宮世と共演シーンが多かったという佐久間は、「伊藤家の物語に新しい風を吹かせてくれた。実は私と年齢が10歳ほど離れているんですが、それを感じさせないほど佇まいが素敵で……私が頼らせていただくこともありました。お芝居は言わずもがな、お人柄が素敵な方。私が10年前にはこんな風に現場にいることはできなかったなと思いました」と印象を語りつつ、絶賛。これには宮世も「嬉しいです! ありがとうございます」と顔をほころばせていた。さらに同シリーズ初参加の宮世についてのトークは続き、吉田も「非常に礼儀正しくて、優しさがにじみ出ている。それはお芝居もそうで、映画を観てもらえればわかりますが、彼のお芝居は涙が出ますよ」と観客に呼びかけた。続いてMEGUMIがMCから話を振られると「みんなで宮世さんのことを言うコーナー?(笑)」と笑いを誘いつつも、「現場で関西弁に苦労していたのを見ていたんですが、完成した作品を観ると1㎜も感じずにさらっとやっている感じに見えた。若いのに肝が据わっている方だなと思いましたし、(肌も)ツヤツヤ」と褒め言葉を送った。キャスト陣からの絶賛の嵐に宮世はタジタジになりながらも「ありがとうございます!」と喜びの表情を見せていた。
2024年05月28日女優の木南晴夏が、映画『おいハンサム!!』(6月21日公開)の完成披露舞台挨拶が28日に都内で行われ、吉田鋼太郎、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI、宮世琉弥、浜野謙太、山口雅俊監督とともに登場した。同作は、父・伊藤源太郎(吉田)と、幸せを求め人生に迷う三姉妹 長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)、そしてマイペースな母・千鶴(MEGUMI)という伊藤家5人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる新感覚コメディ。○■宮世琉弥、木南晴夏からの誕生日祝いに驚き「まさか……」イベントでは、同作のタイトルにちなみ「最近ハンサムだと思った自身の行動・身の回りのでき事」についてトーク。宮世は「木南さんなんですけど……」と切り出し、「僕、この間誕生日だったんですけど、木南さんがお祝いしてくださって! メッセージとギフトをくださって、まさかもらえるとは思っていなかったので、びっくりしました」と木南に20歳の誕生日を祝ってもらったことを明かす。木南は「琉弥くんとは共演が多いんですけど、20歳になられて。10代の頃から応援というか、“推して”いる」と話し、「いつか一緒にお酒を飲み交わしたいという気持ちを持ちながらまだ実現していないので、その気持ちを込めてお酒を贈りました」と“ハンサムエピソード”を披露した。
2024年05月28日お笑いコンビ・FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史が26日、ABEMA『チャンスの時間』(毎週日曜23:00〜)に出演。“先月の給料”を明かした。○“先月の給料”は?26日の配信では、好感度が上がり続ける千鳥・ノブがスキャンダルを起こしてどん底に落ちることがないよう、前もって好感度を下げて不測の事態に備える企画「ノブの好感度を下げておこう!」を実施。藤本をゲストに迎えたチャレンジでは、仕事復帰を果たした藤本の近況について話題が及ぶことに。「千鳥の番組には呼んでいただいて本当にありがたいと思ってる」と感謝を述べる藤本だが、ノブに「先月の給料なんぼ?」と聞かれ、気まずそうな表情に一変。「あの……」と言い淀みながら、「6円です」と明かした藤本にスタジオの千鳥・大悟は爆笑し、ノブも笑いを堪えきれず藤本に背を向けてしまう。笑いを抑え、「え!? 1、2、3、4、5、6円?」と改めて驚いて見せるノブに、藤本は「働いてないねんから、そりゃ当然でしょ」と反論。さらに、「何が6円入った?」と聞かると、笑いを堪えながら震える声で「ヘキサゴンのDVDの印税」と打ち明け、再び千鳥を爆笑させていた。(C)AbemaTV,Inc.【編集部MEMO】お笑いコンビの千鳥がMCを務める、ABEMAのバラエティ番組『チャンスの時間』(毎週日曜23:00〜)。身近にある、言われてみれば気になるクセが強めの疑問を取り上げたり、気になる若手芸人が対決したり、今後活躍するであろうニュースターを発掘していく。
2024年05月28日ミュージカル『GIRLFRIEND』の公開稽古が28日に都内で行われ、高橋健介、島太星(NORD)、井澤巧麻(トリプルキャスト)、萩谷慧悟(7ORDER)、吉高志音、木原瑠生、演出の小山ゆうなが登場した。同作はマシュー・スウィートの90年代を代表するCDアルバム『GIRLFRIEND』をベースに、2人の青年による甘酸っぱい恋愛を描くミュージカル。ネブラスカ州の小さな町を舞台に、ミックステープがつなぐ甘酸っぱいポップでロックなジュークボックスミュージカルで、日本初演となる。学校に馴染めないウィルを高橋・島・井澤巧麻、野球部でスポーツ万能のマイクを萩谷・吉高・木原が演じ、公開稽古では井澤&木原が「Reaching Out」、高橋&萩谷が「GIRLFRIEND」、島&吉高が「We’re the Same」を披露した。○■ミュージカル『GIRLFRIEND』の公開稽古にキャスト6人が集結曲の披露を終えたキャスト陣は「稽古場にこれだけの人がいるってなかなかないので緊張しましたけど、楽しくやらせていただきました。ぜひみなさん、拡散の方よろしくお願いします!」(高橋)、「楽曲が多くて、12曲くらいの中の3曲を披露して。マシュー・スウィートさんのアルバムから引用してはいるんですけど、ミュージカルにするにあたっていろんなアレンジが加わって、いろんな要素、いろんな楽曲的解釈もあります」(萩谷)、「6人並んでるんですけど、6種多様で。本番は何回リピートされてもまた違った世界観を味わえる、素晴らしく心にきて何回で楽しめる舞台だと思いますから、すごく楽しみにしてらっしゃってくれたらいいんじゃないかな」(島)と感想を述べ、高橋は島の言葉に「どういう日本語?」とツッコミ。さらに「今の披露した曲は、よりウィルとマイクの距離が縮まるシーン、楽曲で、素敵なシチュエーションの中で歌うんですけども、今回の作品の中でもキーになってくると思うので、緊張しました。2人の世界観を大事にできてすごく楽しかったです」(吉高)、「稽古場にたくさんの記者の方が来ていただくのが初めて。しかもトップバッターでウィルから歌が始まるので緊張はしたんですけど、マイク役の瑠生と一緒に練習して来たのもあってお互いを信頼しながら楽しむことができました」(井澤)、「いわゆる未来のスターたちが横に並んでらっしゃるので、そこに混ぜていただいて嬉しいなと思ってます。巧麻くんと一緒に『GIRLFRIEND』を作り上げていけたらいいなと思っています」(木原)とそれぞれにコメントした。○■演出・小山ゆうなが全員の印象を語る演出の小山は「プロデューサーの江尻(礼次朗)さんが企画から全部作られた作品で、企画書の段階でどういう作品にしたいかとか、カラーをどう見せたいかが明確にはっきりしている作品だったので、スタッフもキャストもそこに乗っかって、どこへ向かえばいいか道筋がはっきりしている作品。クリエで1個新しいことをやりたいというプロデューサーの思いがキャスティングにも現れているのかなと思います」と明かす。3組のペア、さらにシャッフルもあるということで、6人それぞれの印象についての質問も。小山は「それぞれ全然違うんですよ。得意なことも全然違って、ある種ライバルでもあると思うんだけど、彼らのすごいところが、互いに渡し合う。相乗効果でどんどん良くなる」と絶賛。1人1人についても「巧麻くんはすごい真面目なんですよ、おそらく。なので、ウィルの誠実な部分とキャラクターが重なり合って。1回稽古して『こうだよね』ということを着実に積み上げて改良してくれる、実は安心感がある」「島くんはムードメーカーで、華やか。みんなが楽しい気持ちになれる。それがお芝居にも表れていて、狙ってるか狙ってないかわからないけど、ユーモアという部分がキラキラしている」「高橋さんはお芝居の部分で提案が優れている。いろんな事情で萩谷さんとのペアは稽古のスタートが早かったけど、引き出しがいっぱいあるから、どんどん出してくれる」とコメントしていくと、高橋は「通知表もらってみるみたい」と苦笑する。また萩谷は「ずっと気になってたんですけど、僕ら(高橋&萩谷)2人だけ“さん”なんですか?」と疑問を提示し、小山は「ちゃんとみんな“さん”付けしようと思ってるんですけど、すみません」と焦った様子に。高橋が「俺と萩ちゃんの圧が強い感じ?」と尋ねと、小山は「この作品の登場人物は田舎町で阻害された人たちなんですけど、(キャストは)みんなキラキラしていて、『そのキラキラ、もうちょっと消して』って、全員に言うような稽古」と、“キラキラ”に当てられている様子。小山が「萩谷さんもギターもダンスもめちゃめちゃ上手で、『アメリカの田舎町だから!』と」と言うと、萩谷は「公開でダメ出しを……」と苦笑するが、小山は「できるということがまずすごいから。ストッパーを止めたり転換したりしながらお芝居することがあるんですけど、誰よりも全部把握してます。アイディアも素晴らしくて、振り付けのsotaさんにも『こうしてみるのどうですか?』と出すのもやな感じじゃなくて、稽古がすごく早いです」と語る。さらに「吉高さんは稽古着からアメリカンな感じで。90年代のアメリカ風で来て、そういうこともこだわって作ってる。この2人(島&吉高)は、ペアの感じも絶妙に助け合っている」と暴露すると、高橋も「だいたいシャツがベロ出してる」と納得。「木原さんは、個人的にうちの小学校2年生の息子がすごいファンで。『キラメイジャー』のヒーローなんですよ。ずっと観てて、その時から器用で、戦隊モノだけど本当に面白いんですよ」と続けると、木原は「宣伝してくださってる!?」と驚き。「その時見ていたセンスみたいなものがある。意外な表現がふっとできて『このセリフでこういう表現するんだ』という瞬間があり、今はまだ別の公演もあったりしてお忙しいんですけど、それでもハッとするアイディアがたくさん出てくると思っています」と全員を称えていた。公演は東京・シアタークリエにて6月14日〜7月3日。
2024年05月28日映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(6月28日公開)の公開直前イベントが28日に神奈川・横浜アンパンマンこどもミュージアムで行われ、戸田恵子、中尾隆聖、ドリーミング、上戸彩、岡村隆史が登場した。同作は、映画『それいけ! アンパンマン』最新作。森の妖精・ルルンがアンパンマン、ばいきんまんと力を合わせて、“絵本の世界”を守る大冒険にでかける姿を描いている。○■上戸彩、映画『それいけ! アンパンマン』公開直前イベントに登場神奈川・横浜アンパンマンこどもミュージアムで行われた今回のイベント。これまでも同施設を訪れたことがあるという上戸は「普段はプライベートでそっち(客席)にいる側なので、今日ステージに立ててすごくわくわく。嬉しい気持ちです」と笑顔を見せる。また、「この間も蒼井優ちゃんと、蒼井優ちゃんの子どもと一緒に遊びに来ました」と明かし、「私たちもアンパンマンで育ってきているので、親子で楽しめるというこの空間が最高ですね。親も興奮するし、興奮している子供を見ても幸せだし……最高な親子の時間を過ごせて嬉しかったです」と振り返っていた。
2024年05月28日映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(6月28日公開)の公開直前イベントが28日に神奈川・横浜アンパンマンこどもミュージアムで行われ、戸田恵子、中尾隆聖、ドリーミング、上戸彩、岡村隆史が登場した。同作は、映画『それいけ! アンパンマン』最新作。森の妖精・ルルンがアンパンマン、ばいきんまんと力を合わせて、“絵本の世界”を守る大冒険にでかける姿を描いている。○■岡村隆史、映画『アンパンマン』公開直前イベントに登場神奈川・横浜アンパンマンこどもミュージアムで行われた今回のイベント。岡村は先日同施設を訪れたばかりだそうで、「つい最近です。ステージを見させていただいて、僕は出たがりなものですから『いつかステージに立ちたいな』なんて思ってたら、こうやって立てることになりまして!」と話す。続けて「僕はアンパンマンミュージアムに行けることもないのかななんて思っていたんですけど、運よく来れて子どもも笑顔(でした)」と笑顔を見せた。また、完成した作品を観た感想について聞かれると、岡村は「もちろん台本も読ませていただいて、練習用の作品も観たんですが、まだちゃんと完成した作品は観ていないんです」と告白。その理由を「なぜかと言いますと、家族で映画館デビューをこの『アンパンマン』でしようと思っておりまして……」と明かした。さらに「声優の宮野真守さんにも、いろいろ指導していただきながら、今回チャレンジさせていただきました。声に自信がある方ではないんですけれども、“やればできる”という今作のテーマを自分の中でも見せたいなというふうに思いまして、参加させていただきました」と振り返っていた。
2024年05月28日ミュージカル『GIRLFRIEND』の公開稽古が28日に都内で行われ、高橋健介、島太星(NORD)、井澤巧麻(トリプルキャスト)、萩谷慧悟(7ORDER)、吉高志音、木原瑠生、演出の小山ゆうなが登場した。同作はマシュー・スウィートの90年代を代表するCDアルバム『GIRLFRIEND』をベースに、2人の青年による甘酸っぱい恋愛を描くミュージカル。ネブラスカ州の小さな町を舞台に、ミックステープがつなぐ甘酸っぱいポップでロックなジュークボックスミュージカルで、日本初演となる。○■『GIRLFRIEND』公開稽古で高橋健介&萩谷慧悟が「GIRLFRIEND」を披露学校に馴染めないウィルを高橋・島・井澤巧麻、野球部でスポーツ万能のマイクを萩谷・吉高・木原が演じ、公開稽古では井澤&木原が「Reaching Out」、高橋&萩谷が「GIRLFRIEND」、島&吉高が「We’re the Same」を披露。作品タイトルにもなっている「GIRLFRIEND」を見せた萩谷は「音楽が好きな2人が楽しんでる姿を見せられたらと思います。僕たちのシーンは1番楽しいシーンだったので」と、音楽で心が通じ合う明るいチューンとなる同曲について表した。同作への出演について、高橋は「僕が1番驚いたのは、東宝さんとかシアタークリエにはベテランな方が出ているイメージがあったので、全員が初というところがすごいチャレンジ。これをしっかり成功させて次に繋げたいなというのが最初の思いでした」と気持ちを表す。萩谷は「僕もミュージカルという演目自体にすごく興味があって、役者人生の中でやりたいと思ってたタイミングでこの話をいただいたので、すごくありがたい。尚且つ2人芝居、トリプルキャストということで、いろんな要素の中でできることをうれしく思っています」と笑顔に。さらに「シアタークリエは自分の中で特別な会場でして、自分のルーツの中でも大切なところなので、そこでできるのも一つ、僕の中でも『感動だ』という感じです」と喜んだ。稽古場のエピソードを聞かれると、高橋は「メインペアがいるんですけど、稽古のスケジュールとか仕事のタイミングで他の人とも練習することは可能なんです」と話を切り出す。「瑠生が来れない時に巧麻くんが志音に声をかけたことがあったんですけど、萩ちゃんには声をかけづらいと。なぜかというと『ここの2人(高橋・萩谷)の空気感は“お互いのもの”という感じが強いから』と言われて、僕らはそんなこと意識してなかったんですけど、周りから見たらあるんだなと。昨日巧麻くんにトンカツ屋で言われて印象的でした」と明かし、萩谷も驚く。また萩谷は「最初の頃はけっこう皆さんとやってて、稽古にマイクが1人しかないみたいな時もあったんで。唯一みんなとやってる。実は」と振り返る。高橋は「目の前でめちゃくちゃ浮気してたもんね。1-3でやってたから」、萩谷は「すごい複雑な気持ちになって」と苦笑。井澤も「ペア感が1番できてる感じはある」と印象を表した。内容も初公開となり、高橋は「初めてお客様に見てもらって『見んなよ』という気持ちになりました。『俺たちで2人で楽しんでるんだから、そんな見んなよ』って気持ちになって。音楽って人と楽しむものでもあるけど、限られた空間でお互いが楽しむものでもあるんだな、と。『観に来てください』というより、『覗き見にしに来てください』という感覚になった」と新たな感覚も。「途中で『なんでめっちゃこいつら見てるんだろ』って」と“高橋節”を見せ、周囲は「こいつらって!」とツッコミ。高橋は「ウィルとマイクからしたらそうだよ! 一瞬思ったんだよ。そういう感覚になるので」と反論していた。公演は東京・シアタークリエにて6月14日〜7月3日。
2024年05月28日韓国の俳優、ビョン・ウソクのWeverseの公式コミュニティが、開設から2週間で登録者数50万人を突破した。Weverseの中でも異例の速さでの達成となる。モデル出身のビョン・ウソクは、2016年に韓国で放送されたテレビドラマ『ディア・マイ・フレンズ』でデビューし、『月の恋人-歩歩驚心:麗』、『力道妖精キム・ボクジュ』などの作品に出演し、注目を集めた。『力の強い女 カン・ナムスン』で初めて悪役に挑戦し、演技の可能性を広げ、インターネット配信を通じて133カ国で放送されている最新作の『ソンジェ背負って走れ』では10代から30代までの役を演じた。また、バラエティ番組『ある日突然100万ウォン』のメインMCに抜てきされ、トーク術を披露。温かい人柄と完璧なプロポーションで幅広くファンを獲得している。その結果として、昨年12月の時点でフォロワーが約400万人だった公式Instagramは、現在851万人を超え、半年の間に2倍も増加した。ビョン・ウソクは昨年、日本で初のファンミーティングを開催。多くの反響があり、今年はさらに活動領域を拡大し、アジア各国を巡る初のアジアファンミーティングツアーを開催する予定だ。日本でもネクストブレイク俳優として注目を集めるビョン・ウソクが、245の国と地域にユーザーがいるWeverseを通じてグローバルファンと交流することで、さらに影響力を拡大することが見込まれる。ビョン・ウソクは、今年の5月9日にWeverseで公式コミュニティを開設し、同時にWeverse DMサービスも開始。Weverse DMは、Weverseの会員であれば誰でも利用開始ができる有料サービスで、通常のコミュニティフィードとは違い、アーティストは写真や動画、音声メッセージや絵文字付きのテキストを送ることができ、送信された内容は直接ファンにDMとして届く。Weverseは「これに先立って、パク・ボヨン、チャンギヨン、イ・スヒョク、イ・ソンギョンなどのトップ俳優の公式コミュニティ開設に続いて、国内外でも人気を集めている俳優のビョン・ウソクが、Weverseを通じてファンとのコミュニケーションを深めていくと伝えられることを大変喜ばしく感じています」とし、「Weverseは今後も、地域やジャンルなど様々な可能性をカバーし、アーティストとファンをつなぐ世界唯一のスーパーファンプラットフォームを目指していきたいと思います」とコメントしている。
2024年05月28日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が26日より、レディス向けインナーウェアやルームウェアなどを販売するブランド「tutuannna(チュチュアンナ)」とコラボレーションしたオーディションイベント「チュチュアンナ アンバサダー決定戦」を開催している。○「店内POP」掲示権も同イベントは、「17LIVE」で活躍中もしくは活動予定の女性で、イベント終了日までに16歳以上35歳以下であれば、誰でも参加が可能。上位に入賞したライバーの中から、見事最終オーディションで選ばれた6名のイチナナライバーは、「チュチュアンナ」アンバサダーとして渋谷駅および梅田駅の看板掲示権を獲得するほか、同社公式ホームページや、公式Instagramにも広告ビジュアルが掲載される。さらに、上位3名には、「チュチュアンナ」全国約100店舗において展開する「店内POP」掲示権も贈呈される。イベントの開催期間は、 6月9日23時59分まで。
2024年05月28日FBS福岡放送の伊藤舞アナウンサーが、5月から山梨県中央市の「中央市ふるさと大使」に就任。このほど、オンライン委嘱式が行われた。伊藤アナは、FBSの情報ワイド番組『めんたいワイド』やバラエティ番組『福岡くん。』に出演するほか、ウェブメディア「ARNE」のアンバサダーとして活動し、ワンピースのプロデュースなども手がけてきた。2022年には、日本テレビ『ヒルナンデス!』の「日テレ系女性アナウンサーオシャレ日本一決定戦」で優勝し、第35回東京ガールズコレクションに出場するなど、アナウンサーの域を超えて幅広く活動している。山梨県中央市は自身の出身地。今後、自身のSNSなどで中央市のイベント、特産品、さまざまな魅力を市内外に発信し、中央市のイメージアップや地域振興の促進を図る。伊藤アナは「福岡18年目にして、地元・山梨県中央市からまさかのご縁をいただき、大好きなふるさとへ恩返しができる喜びでいっぱいです。中央市は山梨県のちょうど真ん中、そして日本のほぼ真ん中に位置するまちです。リニアの開業を控え、都市としての発展の可能性を秘めると同時に、豊かな自然も魅力の一つです。私自身もスイートコーンやトマトなど、おいしい野菜をたくさん食べて育ちました。福岡と山梨の架け橋になれるよう、精いっぱい努めていきたいと思います」とコメントしている。
2024年05月28日お笑いトリオのハナコ(秋山寛貴 岡部大 菊田竜大)が28日、都内で行われた映画『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)の“超吹替”新キャスト&“超宣伝”アンバサダー就任お披露目イベントに、女優の山田杏奈とともに登壇した。アニメーション・シリーズ『怪盗グルー』の最新作となる本作の“超宣伝”アンバサダー就任したハナコは、ミニオンになりきった衣装で、ミニオンとともに登場。新キャラクターであるポピーの吹き替えを担当した山田とともにトークを繰り広げた。秋山はアンバサダー就任に「びっくりしました。『怪盗グルー』シリーズずっと人気ですけど、『怪盗グルーの月泥棒』は僕らのデビューと同じくらいなんです。その最新作の超宣伝アンバサダーとして宣伝していけるというのはすごくうれしいです」とコメント。菊田も「子供もミニオン大好きなのでこの仕事ができてうれしいです」と喜びつつ、「『怪盗グルー』シリーズってめっちゃ有名だと思う。正直僕らのほうが売れてない。それは不安ではあります。『怪盗グルー』のほうが売れてます。世界的に有名ですから」と自虐発言で笑いを誘った。岡部は「全力で超宣伝します!」と意気込み、「ただ僕らまだ見れてないので、早く見たくて仕方ない。楽しみで楽しみ仕方がないです」とウズウズしている様子だった。そして、秋山は「面白いことは間違いなしのシリーズですが、我々アンバサダーとして超宣伝していきますので、超盛況となるように皆さん劇場に足を運んで見てください」とメッセージ。岡部は「本当に早くみたい。なるべく早く見て、どんどん宣伝していきたいと思います」と意気込み、菊田は「どう考えてもミニオンのほうが売れていますが、まだミニオンのことを知らない方々にたくさん魅力が伝わるよう宣伝大使として頑張ります」と語った。
2024年05月28日元カントリー娘。の斎藤みうなが23日、ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金21:00~)に出演。港区女子について語った。○港区女子になったきっかけ23日の配信では、夜な夜なキラキラした日々を過ごすとされる「港区女子」の生態とその後を調査。アイドルグループ・カントリー娘。で活動後、港区女子になった斎藤みうなは「16歳から芸能活動をしていて、友達がいなかった。引退した後、数少ない知人に『いろんなところに連れて行って』と頼んでパーティーに参加するようになり、『今日は友達の友達の友達と飲み会』みたいに人脈が広がっていった」と、港区女子になったきっかけを話した。また、「時代の移り変わりを感じることができて面白い。当時、遊ぶ相手はIT長者、それから仮想通貨長者にトレンドが変わり、今はインフルエンサーや、格闘イベント『BreakingDown』に出ている人とか、ネットで数字を持っている人がモテる。その時代のバブルになっている界隈の人たちが常にいる」と明かした。現在は「ハイスペック恋愛サロン」を運営する斎藤は、「ハイスペ男性と付き合うための恋愛テクニックを発信したり、会員とハイスペ男性の合コンを組んだりしている」と活動を紹介。その上で、「結婚して家庭に入る子もいるが、私の周りはビジネスを始める子が多い」と語った。さらに、「ゴルフやカラオケができる子はいつまでも呼ばれ続ける」と明かすと、番組MCを務めるEXITの兼近大樹は「なんだかサラリーマンみたいっすね(笑)」とツッコミを入れていた。なお、この配信の模様は現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。【編集部MEMO】「ABEMA NEWS チャンネル」で生配信されているニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月曜〜金曜21:00〜) 。キャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」。これまでの当たり前や価値観が変わるなか、今の時代らしいネット言論に挑戦する。レギュラーメンバーは総勢70人。さまざまなバックグラウンドをもつ論客たちと多様で新しい議論を届ける。
2024年05月28日アニメーション・シリーズ『怪盗グルー』の最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)の“超吹替”新キャスト&“超宣伝”アンバサダー就任お披露目イベントが28日、都内で行われ、女優の山田杏奈、お笑いトリオ・ハナコ(秋山寛貴 岡部大 菊田竜大)が登壇した。本作の新キャラクターで、悪党を夢見てグルーに急接近する女の子のポピー役を演じる山田は、ポピーをイメージした衣装で登場。ミニスカートからすらりとした美脚を披露した。山田は吹き替え初挑戦。「難しいところもあったり、新しい経験がいろいろあったので、いろいろ探りながらやらせてもらったんですけど、シーンの中でグルーと話していたり、『私、グルーと話している!』というのは思いましたし、とても楽しかったです」と感想を語った。また、演じたポピーとの共通点について「私も『学生時代は今より尖っていたね』『大人になったね』と言われることがあるので、私自身も10代は破天荒な部分があったのかなと思います」と述べ、「すべてに対して負けず嫌いでしたし、もっとこうやりたいとか、すごくいろんなことを考えていました」と振り返った。
2024年05月28日俳優の舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)が、週末興行収入3.5億円を突破し、週末動員ランキング1位となったことが27日、明らかになった。5月24日に公開を迎えた同作。初日舞台挨拶を行った丸の内TOEIには初日をお祝いすべくファンが殺到し、沿道を埋め尽くしたファンからは登場したキャスト陣に大歓声が送られた。SNSでは早速作品を観たファンからは「タカ&ユージ帰ってきてくれてありがとう」「あぶ刑事を愛するすべての人たちの結晶みたいな作品」「あぶ刑事を見て来たファンが見たいものが詰まった、でも常に新しい、サイコー中のサイコーな映画でした」など絶賛の声が続々と届き、24日〜26日の3日間で、動員数25万人、興行収入3.5億円を突破。週末動員ランキング1位、前作『さらば あぶない刑事』の16.3億超えとなる20億も射程圏内の大ヒットスタートを切っている。【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』として今回スクリーンで復活する。(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年05月27日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」では、舞台俳優がリレー方式でライブ配信を行う企画「PUSH PUSH LIVE!! ~舞台俳優~」が25日より実施されている。○6名の人気舞台俳優がライブ配信「17LIVE」では今年4月、舞台作品を中心に活動する4名の舞台俳優によるライブ配信をリレースタイルで繋ぐ企画を実施。第二弾となる今回も、今をときめく6名の人気舞台俳優が、プライベート感あふれる空間からライブ配信を届ける。TikTokにて110万人のフォロワーを誇り、ミュージカルや2.5次元の舞台作品で活躍する武本悠佑(25日)を皮切りに、高木俊(27日20:00〜)、小沼将大(28日20:00〜)、辻凌志朗(29日20:30〜)、天野眞隆(30日20:00〜)、小波津亜廉(31日21:00〜)が日替わりのリレースタイルでライブ配信を実施。普段、舞台などで披露される姿とは違った素顔を垣間見ることができるほか、リスナーから送られるコメントへの回答を交えたインタラクティブなコミュニケーションを楽しむことができる。
2024年05月27日俳優の山田孝之と仲野太賀が、映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)でW主演を務めることが27日、明らかになった。同作は『日本侠客伝』シリーズ(64年〜)、『仁義なき戦い』シリーズ(73年〜)などを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫氏が1964年に執筆した幻のプロットの映画化作。日本アカデミー賞優秀脚本賞、さらに勲四等瑞宝章を受章している笠原は、脚本を通じてその時代の反骨精神や都合によって変わる正義に抗う人物を数多く描き、昭和の映画業界を牽引した。その巨匠が手掛けたプロットを、今回60年の時を経て、企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉たち平成ヤクザ映画の金字塔『孤狼の血』チームが受け継ぎ、令和に新たな集団抗争劇を生み出す。W主演となる山田と仲野は、2016年公開の映画『50 回目のファーストキス』以来の共演。舞台は1868年「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・長州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた“戊辰戦争”。明治維新の中で起きた内戦であり、江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代である。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く。笠原氏は「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に“果たして勝つことだけが正義なのか?”と一石を投じるべく、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪人たちの葛藤を構想した。しかし当時の東映京都撮影所所長・岡田茂氏は物語の結末が気に入らずボツに。怒りに狂った笠原氏は350 枚ものシナリオを破り捨ててしまい、日の目を見ることのないままとなってしまったが、描こうとしたドラマは今まさに日本が抱えている社会問題とシンクロすると確信した現代の東映が企画・映画化した。映画業界に鋭く斬り込む『孤狼の血』チームが旗を揚げ、山田孝之×仲野太賀の日本のエンタメ界で双璧をなす実力派俳優たちと権力への壮大なアンチテーゼに挑戦する。○■仲野太賀 コメント撮影を終えて、これまでにない達成感があります。アクションシーンが多く撮影は過酷を極めましたが、360度どこを見渡しても壮大な世界観のセットという本当に贅沢な環境で芝居ができたことが、自分の俳優人生で初めてのことだったので幸せでした。殺陣は初めての挑戦だったのですが、どんなに大変なシーンでも信頼できるスタッフのみなさまのおかげで確実にかっこいい映像が撮れているという自信をもって最後まで走りきることができました。山田孝之さんには精神的にも体力的にもいろんな面で引っ張って支えていただきました。他のキャストの皆さんも、どんなに大変な状況でも笑いの絶えない空気を作ってくださり本当に感謝しています。僕も映画の完成を楽しみにしています!○■山田孝之 コメントスタッフ、キャストの皆さんが何とか乗り越えようとしていたのが伝わってきて、大変だったけど楽しい撮影でした。先にクランクアップした他のキャストの皆さんが炊き出しに来ていただいたり、こんな素敵な現場は本当にないと思いますし、ここまで大変だったからこそ、何としてでもいい作品を作ろうと一丸となって撮影に挑んでいました。白石監督とは「凶悪」以来でしたが、変わらぬパワフルさについていくのに必至でした。ですがなにより、再度お声がけ頂けたことがとても嬉しく思いました。太賀とは共演経験もあり、彼の芝居に対する本気度は肌で感じていましたが、他者からの高い評価も日々聞いていましたので、改めて共に作品を作れる事がとても楽しみでした。そしてとても刺激的で、やり甲斐のある現場となりました。映画で描かれる賊どもの生き様が、観た人たちの心に届いて勇気づけることができるといいなと思っています。この映画を最後まで突っ走ろうと思います。##■紀伊宗之プロデューサー コメント笠原和夫さんの残した『十一人の賊軍』に出会い、“コレだ!!”と思いました。この作品には歴史の狭間でもがく人間の熱いドラマが描かれていたからです。かつて『七人の侍』『用心棒』はじめ日本の時代劇は、国内だけでなく海外でも高く評価され、誰もが知るハリウッド大作映画の基になるなど世界中のクリエイターやエンタメに影響を与えてきました。ずっと僕もそういう映画を企画し、作りたいと思っていました。また現代においても世界では侍や忍者といった日本固有の文化・歴史の人気は根強く、『ラスト サムライ』の世界規模での高評価に加え、ハリウッドでは忍者コンテンツが作られ続け人気を博しています。直近では『SHOGUN 将軍』『忍びの家 House of Ninjas』が世界中で注目を集めています。日本独自の文化を基にしたコンテンツが世界で求められているのは普遍的なことではないでしょうか。“日本が世界と戦える映画とは、日本固有の文化に根ざした時代劇が一番”です。笠原和夫さんといえば日本映画界の伝説的な存在であり、その名を知らない人はいません。そんな大先輩である笠原和夫さんの反逆精神が宿るこの『十一人の賊軍』に、現在日本映画界最高のスタッフ・キャストが集まり、大変な制作現場を一丸となって走り抜けてくれています。まさにこれは奇跡です。完成した暁には世界に向けた渾身の作品になると信じてます!○■白石和彌監督 コメント『昭和の劇』で笠原さんのインタビューを読み、プロットを手にしてから、あっという間に時間が経ちました。笠原さんの名に恥じぬようにと、今この映画を世に送り出す意義を考え、重圧に潰されそうになりながらも泥だらけになって撮影しました。たくさんの才能あるキャストとスタッフに集まって頂き心から感謝しています。どうか皆様楽しみにお待ちください。映画はもうすぐ完成します。完成したら、また笠原さんの墓前に手を合わせ、ご報告してまいります。山田孝之さんは『凶悪』以来でしたが、この作品の持つ力に太刀打ちできる俳優は彼だけだと思いお願いしました。10年ぶりの山田さんは俳優としても人としても、大きく心強い存在でした。仲野太賀さんは、最も仕事をしてみたい俳優の一人でした。愚直で正義感溢れる侍を見事に演じてくれています。これから日本を代表する大きな俳優になるんだろうなと思います。二人がスクリーンで暴れる姿を早く見てもらいたいです。【編集部MEMO】「集団抗争時代劇」とは、1人のスターに頼らない「集団劇」。ひとりのヒーローが活躍するのではなく、チームワークで敵に打ち勝とうとする構造。1963年頃〜1967年頃に東映が作り出してきたジャンルであり、多くの人々に衝撃を与えた。(C)2024「十一人の賊軍」製作委員会
2024年05月27日講談社のコミック誌『ヤングマガジン』のWebサイト「ヤンマガWeb」グラビアが20日〜26日にわたって公開された。月曜「ヤンマガアザーっす!」はミスマガジン2024 ベスト16に選ばれた高口奈月(※高ははしごだか)、尾茂井奏良、吉田羽花、地主さくら、磯村美羽、沢美沙樹、田中碧空、宮嶋くるみ、葉月くれあ、立花蘭、大西陽羽、古田彩仁、上条れい、山本杏、花城奈央、山田美奈のアザーカットを掲載。火曜「ヤンマガGリーグ! 姫グラ編」では全国から選出された人気キャバ嬢16人によるグラビア勝ち抜きバトルの中から、あいら、きょんこ、める、のんが登場し、水曜「NEXT推しガール!」では、アイドルグループ・Bety 花咲心菜のグラビアを1カ月紹介する。木曜「推しメンFile」では宮城紘大、ヤンマガGリーグ!、金曜「ミスマガのアソビバ!雨の日の過ごし方」ではミスマガ2023メンバーが「雨の日」をテーマに撮影し、今回は西尾希美が登場。土曜「君と僕とフェチと」では「透視メガネ」に鈴木聖、日曜「Pick Up Girls!」では芸歴なしの無名でフォトブック完売という逸話を持つ、新人タレント・鈴ももがグラビアデビューする。(c)大藪達也/ヤンマガWeb(c)山口京和/ヤンマガWeb(c)Takeo Dec./ヤンマガWeb(c)槇野翔太/ヤンマガWeb(c)高橋慶佑/ヤンマガWeb(c)トモ・キノシタ/ヤンマガWeb(c)市川秀明/ヤンマガWeb
2024年05月26日ディズニープラスの「スター」オリジナルドラマシリーズ『フクロウと呼ばれた男』(全10話)が全話独占配信中。本作では、ハリウッド式の物語作法で描いた“現代日本”の姿が映し出されている。主人公は、あらゆるスキャンダルやセンセーショナルな事件を、時にもみ消し、時に明るみにさらして解決してきた黒幕/フィクサー、その名も“フクロウ”こと大神龍太郎。演じるのは、世界的に評価されるダンサー・舞踊家にして、俳優としても唯一無二の存在感を発揮する田中泯。そして、ダークヒーローさながら「道筋を正すため」と暗躍を繰り返す父親に反して、対極な生き方で「正義」を掲げる大神龍を、数々のヒット作に出演し、現在は海外でも精力的に活動する新田真剣佑が演じている。2人を取り巻く家族や政治家役には、妻・大神杏子に萬田久子、長男・大神一郎に安藤政信、長女・影山弓子に長谷川京子、次女・大神理沙子に中田青渚、自由新進党幹事長・竹内創に中村雅俊、内閣総理大臣・渡辺しおりに原田美枝子、財務大臣・西條宗介に大友康平、厚生労働大臣政務官・丸山ひろしに益岡徹など実力派俳優が集結した。大神家と親交の深かった次期総理候補の息子が謎の死を遂げ、龍太郎は国家の裏側から、龍は真正面から、政界に潜む巨悪の正体へと近づいていく。金、名声、女、権力……あらゆる欲がうごめく世界で、それぞれがたどり着いた衝撃の結末とは?近年、『SHOGUN 将軍』や『忍びの家 House of Ninjas』など、海外の制作陣とコラボして“日本”を描く作品が話題になっているなか、そのバトンを受け継いだ『フクロウと呼ばれた男』。日本とアジア諸国発信のコンテンツ制作と配給を手掛けるアイコニック・ピクチャーズのデビッド・シン(『時をかける愛』)が、本作のエグゼクティブ・プロデューサーと脚本を務め、さまざまな作品で魅力的な人間ドラマを描いてきた森義隆(『宇宙兄弟』『聖の青春』『パラレルワールド・ラブストーリー』)、石井裕也(『舟を編む』『月』『愛にイナズマ』)、松本優作(『Noise ノイズ』『ぜんぶ、ボクのせい』『Winny』)といった3人の日本人監督が演出を担当。海外と日本の実力派クリエイター陣が手を組んだ。SNS上では「今まで日本には無かった日本を描く重厚なドラマ」、「日本でもこういうコンテンツがつくれるようになったんだ~と関心」と絶賛の声が続くなか、日本と海外の良さを掛け合わせた海外ドラマ風の壮大なスケールはもちろん、本作での日本の描写にも注目が集まっている。本編では、綺麗な東京の夜景や温泉、大衆食堂や居酒屋など日本を象徴するような風景のほか、キャラクターやシチュエーション、セリフのなかでも今の日本を映し出したような表現が多い。この世界観を作り上げたデビッド・シンは「私が挑戦したかったのはハリウッド式の物語作成法で、現代日本の作品を作ることでした」「この物語は完全に架空のものですが、登場人物は私が日本で働き、生活してる間に出会った多くの方々にインスパイアされています。ビジネスマンとしてこの国で働いていた際に理解できなかったことや多くの取り引きの裏に隠された力を感じることがありました」と語り、日本スタッフ&キャストだけでは描けない海外ドラマ風の壮大なスケールの背景に、外国人ならではの目線と実体験があることを明かす。洋画作品や海外ドラマで登場する“日本の描かれ方”に違和感を覚えたことも少なくないが、海外の制作現場を多く経験してきた田中泯と新田真剣佑は、本作で描かれた“日本の描写”に太鼓判を押している。田中は撮影現場を振り返り「場所の選択やそこの雰囲気の設定は間違いないと思いますし、納得していました。非常に日本らしいと言ったらいいのかしら。まさに今見れば、今の日本社会の様子が感じ取れるんじゃないかなと」と、撮影場所や物語のなかでも“日本らしさ”という描写は納得の仕上がりになっていると述べ、新田は「(デビッド・シンさん)ご本人が日本に来て覚えた違和感も盛り込まれていますし。僕も生まれも育ちもアメリカなので、そういった違和感を覚えることが多くあって、すごく理解できました。きっと見てみると日本そのままを映し出している、真の日本が映し出されているのかもしれないですし。どう見てもらえるかはその人次第だと思います」と、作品のなかで感じ取れる“違和感”も作品を楽しめるひとつの見方であると語った。(C)2024 Disney
2024年05月26日ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024 ~Memorial Match~神戸公演が24日に兵庫・神戸ワールド記念ホールで開幕した。同公演は、1999年から2008年3月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた大ヒット漫画『テニスの王子様』(通称「テニプリ」)を舞台化したミュージカルの4thシーズンのライブ公演。今公演でテニミュ4thシーズンを卒業する青学(せいがく)キャスト12名を中心に、これまでに上演された本公演5作で披露された楽曲の数々を届けていく。○■青学 越前リョーマ役/今牧輝琉 コメント・意気込みテニミュ4thシーズン初のドリライ。楽しみにしていたのは僕らだけじゃないですよね!たくさん稽古してたくさん大きくなりました。思う存分燃えてやります!!!・お客様へのメッセージいよいよ開幕です!!!!たくさんの方に最強の空間でライブを味わっていただける!それを考えただけでもうお腹痛くなるくらい楽しみです!!(緊張)みんなの応援で会場を揺らしてください!全員かかってきやがれ!!!○■青学 手塚国光役/山田健登 コメント・意気込みこの日に全てを注ぎます。たくさん準備してきたので思う存分楽しんでいただけると思います!・お客様へのメッセージこの日を楽しみに仕事や学校など、頑張ってきてくださったと思います。ドリライだけは嫌なことも忘れて一緒に楽しみましょう。僕たちの背中を押してください。僕たちもみんなの背中を押します。さぁ、油断せずに行こう!○■不動峰 橘 桔平役/熊沢 学 コメント・意気込みついにやって来ましたテニミュ4thシーズン初となるライブイベント!全キャスト一丸となって最高のステージをお届けいたします!刮目せよ!!・お客様へのメッセージ本当に多くの大切なものをくれた『テニミュ』……これまで培ったことを全てぶつけます!!みんなの想いがたくさん詰まったこのドリライをぜひ観に来てください!!行こうぜドリライ!!○■聖ルドルフ 赤澤吉朗役/奥村等士(※赤澤吉朗の「吉」は土に口) コメント・意気込みぬああー!!! 遂にドリライがはじまりましたー!!!良いものを届けたいという想いでキャスト・スタッフ全員の気概に満ち溢れていた稽古場。皆さまの応援のおかげで無事にここまで来ることができました。培ってきたものを全員で存分に発揮し、最後まで盛り上げていきます!・お客様へのメッセージ盛り上がる準備はできているでしょうか!テニミュ4thシーズン初のドリライ、キャスト・スタッフ一同全力で打ち込むので皆さまも全力で打ち返してきてください!みんな、サポート頼むぞ!・山吹 南 健太郎役/桑原 勝 コメント・意気込み約2ヶ月の稽古を経て、このドリームライブを皆さまにお届け出来ることがすごく嬉しいです。テニミュ4thシーズン初のライブということで全チームが切磋琢磨しながら稽古に励んで来ました。チームとしては山吹らしさ全開で元気いっぱいに、会場全体に山吹の風を吹かせられるように頑張ります!・お客様へのメッセージこの夢のライブに山吹の一員としてステージに立てることに感謝の気持ちでいっぱいです。テニミュ4thシーズンでの様々なストーリーやたくさんの楽曲を皆さまにお届けできることが幸せです!僕たちと一緒に最高に楽しい時間を作りましょう!!!会場でお待ちしております!○■氷帝 跡部景吾役/高橋怜也 コメント・意気込みテニミュ4thシーズン初のドリライ!本公演では出会うことのなかったチームとの共演、そして再び氷帝として出演できることが嬉しいです。最高のドリライにします。・お客様へのメッセージこれまでの公演が凝縮されたような楽曲の数々、さらにドリライでしか観ることが出来ない光景がちりばめられています。ぜひ楽しみにしていてください。さあ、ショータイムの始まりだ!!##■緑山 季楽靖幸役/成瀬遙城 コメント・意気込み季楽として、大きなステージに立てること、そして大好きなキャストのみんなとステージに立てること、感謝して1秒1秒を大切に全力で挑みます。ドリライ!恐縮しないでよ!!・お客様へのメッセージ皆さまと同じように、僕もとっても楽しみにしておりました。皆さまの想像を超えられるように。そして皆さまと僕等にとって、最高の想い出になりますように。お気を付けてお越しくださいな!○■六角 葵 剣太郎役/宮脇 優 コメント・意気込みテニミュ4thシーズン初のドリームライブということで、会場の大きさや登場するキャラクターの多さにはまだ驚いていますが、今回は何より剣太郎がモテモテになれるようにたくさんかっこいい所を見せたいと思います!!全力で楽しみます!!・お客様へのメッセージ今回は会場の大きさやキャラクターの多さに目が足りないと思いますが、瞬き厳禁で、皆さま頭空っぽにして、ガムシャラにタオル振って楽しんでくださいね!ではいきますよぉぉ??1・2・3・4・5??六角ーーー!!!!!!○■立海 幸村精市役/潮見洸太 コメント・意気込みテニミュ4thシーズンとしても、もちろん立海にとっても、初のドリライなのでメンバー全員ワクワクしています!稽古を通してさらに歌とパフォーマンスも磨いてきたので、パワーアップした立海を皆さまに観ていただけたらと思います。・お客様へのメッセージ立海公演の次にドリライが決まり、またドリライで立海の熱い気持ちをお届けできるのが楽しみです!最高の瞬間を迎えられるよう全力で楽しむので皆さまついてきてくださいね!(C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
2024年05月26日俳優の中尾明慶が20日、YouTubeチャンネル『BESHARIZAKE/べしゃり酒』にゲスト出演。自宅での洗濯事情を打ち明けた。○仲里依紗から「じゃあ、自分で洗濯すればいいじゃん!」この日の配信では、YouTuber・なこなこカップルのこーくんと、夫婦関係についてトークを展開。妻で女優の仲里依紗との間で、「家事分担はあんまり決めてない」と語った中尾だが、「洗濯はするよ。一回、“洗濯事件”があったから……」とポツリ。あるとき、買ったばかりのロンTが、「突然キッズサイズになってた」と言い、「“これ買ったばっかりなんだけど!”って、俺も見た瞬間に機嫌が悪くなっちゃって」と回顧。すると、仲に、「じゃあ、自分で洗濯すればいいじゃん!」と言われてしまい、「そこから別々に洗濯してるんだよね」とつぶやいた。「最近引っ越して、ちょっと交ざるようになってきたけど。引っ越し前はずーっと別々。息子のは気づいたほうがやるけど」と打ち明けた中尾。“洗濯事件”を振り返り、「やってもらって、そういうことってあるじゃん。向こうも悪気があったわけじゃないんだからさ。でも、そんなに縮むと思わないじゃん」と語りつつ、「そのときの俺もちっちゃかったなと思って……」と猛省。「また自分で買っても数千円だから。“なんで俺、あそこで怒ったんだろう?”って。そういうときに、なんかユーモアをもって返せればよかったんだけど……」と反省しきりだった。【編集部MEMO】YouTubeチャンネル『BESHARIZAKE/べしゃり酒』は、カップルYouTuber・なこなこカップルのこーくんがゲストと酒を飲みながら、ゲストの恋愛事情を深掘りする対談番組。MCのこーくんがお酒の力を借りて、攻めた恋愛トークを展開する。
2024年05月26日●「お仕事を続けてきてよかった」 主演作で改めて実感FolderおよびFolder5として人気を集め、現在はソロ歌手・女優として活動しているAKINA。小学6年生でデビューしてから27年、「この仕事をやめようと思ったことは一度もない」と語るAKINAだが、精神的に追い詰められ歌えなくなる時期もあったという。夫・ビビる大木の存在にも助けられ、そのピンチを乗り越えたAKINAは、自分が大好きな表現する仕事ができているという感謝の気持ちをそれまで以上に大切にしながら、日々仕事と向き合っている。先月、地元・沖縄で開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」に参加したAKINA。琉球の古都首里を舞台にした2つの物語で構成されたオムニバス映画『不死鳥の翼』の「不死鳥の泉」で主演を務め、舞台挨拶とレッドカーペットに登場した。地元・沖縄を撮り続けている岸本司監督と10年ぶりにタッグを組んだ本作で、夢を諦めて故郷・沖縄に戻ってきた主人公・赤田奏を演じたが、出演が決まったときは大喜びだったそうで、「『ありがとうございます神様!』という感じで、すごくうれしかったです。岸本監督の作品にまた出たいとずっと思っていて、なかなか声がかからなかったので、『やっとだぜ!』という気持ちでした(笑)」と振り返る。岸本監督の作品の魅力については「無理をさせないセリフを与えてくださって、それがすごく好きです。 背伸びする瞬間もありますが、かみ砕いて自分の言葉にできるような言い回しを作ってくれるので、 岸本さんのマジックだなと思います」と述べ、「今回演じた奏は、離婚して、それと同時に夢も破れて、沖縄に帰ってきて人と触れ合っていくうちに変化していくのですが、演じていても完成した作品を見ても、好きな作品だなと感じました」としみじみ。本作に参加できたことで「お仕事を続けてきてよかった」と改めて感じたと言い、「演技をやり続けたからこそ、岸本さんからまたお声をかけていただけて、作品のピースになれたことがうれしくてたまらなかったです。サックスも作品のために吹いたわけではなく、もともと3年前にサックスを始めていて、それがこういう風に生かされるんだなと思い、やり続けてよかったなと思います」と語った。○サックスという新たな武器を身につけ自信「進化しているぞと‥」サックスを始めたきっかけを尋ねると、「ライブを見に行ったときに女性の方がテナーサックスを吹いていて、私もこんな風にかっこよくなりたいなと思って、そこからです」と説明。サックスを始めて音楽の楽しさを改めて感じているそうで、「『ONE PIECE』の曲にもなったFolder5の『Believe』を当時は歌って踊っていましたが、今ではサックスを吹きながら歌っていて、当時中学3年生くらいでしたが、時を経てこんな風にアレンジして歌えるというのは音楽の楽しさですよね」と話した。また、サックスを始めたことで「武器が増えたと思いました」と言い、「10代の頃は踊ることが武器でしたが、今はサックスという新しい武器を手にしてちょっと自信が持てて、進化しているぞと感じられているので、気持ち的にすごくいい感じです」と笑顔を見せた。昨年「SAX A Go Go」というタイトルで単独サックスライブを初開催し、今年も6月7日に第2回を開催する。「まだまだ下手くそですが、見てもらいながらうまくなっていこうという感じで、自分への挑戦です! どんどん上達してサックスのパフォーマンスも上げていきたいです」と情熱を燃やしている。●ソロになってから抱いた焦り“声が出なくなる”ピンチも安室奈美恵さんに憧れて歌手を目指し、小学6年生でFolderとしてデビューしてから27年。「この仕事をやめようと思ったことは一度もないです」とAKINAは語る。「向いてないなと思うことはたくさんあります。例えば、舞台挨拶もすごく緊張して、私何言ってるんだろうと思うことがありますが、表現することが大好きで、下手くそでも伝えたいという気持ちがいまだにあって。もちろん楽しいだけではないですし、長くやっていると求められることも多くなって、 自分にできないことを要求されることもいっぱいありますが、表現することが好きだから続けられているのだと思います」観客から拍手をもらう瞬間に特にやりがいを感じるそうで、「伝わったなと。その人の人生を変えたいなんて、そんなおこがましいことは言えませんが、いい1日だったと思ってもらえたらうれしいなと。その喜びがずっと続いています」と語る。とはいえ、いろいろな挫折を経験してきたと言い、人生最大の挫折を尋ねると「20代のときに声が出なくなったことがありました」と明かした。「検査してもどこも悪くなく、声帯はきれいだけど、1曲歌えないんです。たぶん精神から来ていたもので、好きでこの世界に入ってきたからこそ弱さがあって、『好きなのに認められない。どうすればいいの!?』と、なかなかその深みから出られず、その影響が声に出たのだと思います」ソロになってから、Folder&Folder5時代の勢いと比べて物足りなさを感じたり、焦りを抱くこともあったという。「人数的にも1人になるので当然、周りの人たちも少なくなり、10代の頃は取り残された感覚になってしまい、20代ではやりたい歌ができなくなった時期があって、グラビアをやって水着になりながら『本当は歌をやりたいんだけどな』と思ったり。小学生の頃が華やかだった分、10代後半や20代はけっこう苦労しました。でも、いろんなお仕事に挑戦したことで表現力がつき、演技にもつながっているのかなと感じます」○ビビる大木の姿を見て仕事に対する意識が変化「背中で教えてくれた」AKINAは2013年4月にお笑い芸人のビビる大木と結婚し、2015年8月に長女を出産。「歌えない」という声の不調に関しては、結婚・出産を転機に回復したという。「結婚して子供を産んでから、また声が出るようになりました。一度離れたのがよかったのかなと。結婚して大木さんと子供ができて、そこから私の感覚が変わった気がします」そして、夫・ビビる大木の存在によってピンチを乗り越えられたと語る。「自分の夫ですが、本当にいいヤツなんです(笑)。お笑い番組を見ていたら、拍手したり、『素晴らしいものを見させていただきました。ありがとうございます』ってテレビにお辞儀して感謝していて。いまだに電車で仕事に行っていますし、日々反省して次はこうしようと頑張っている姿を見ていると、私はダメだなと。相手に手土産を持たすぐらいの気持ちで準備して、また呼びたいと思わせる気持ちでやらないといけないと思いました」さらに、「歌える環境があることがありがたいなと感謝の思いも大きくなりましたし、今歌えないのは、自分は何がしたいのか問いかけられている時間なんだと。くよくよせず前を向こうと思うようになりました」と当時の意識の変化を説明。「大木さんが日々闘っている姿を見ていて、背中で教えてくれた感じがしています」と大木に感謝した。歌手活動を再開させてからは、より感謝の思いを持って、自分にできることを考えて積極的に行動するように。「人のために何かしたいという思いが増え、子供と一緒に参加できる音楽会を企画したり、ベビーマッサージの資格をとったり、自分にできることは何だろうと考えて行動するようになりました。視野を広げることによって、『私は十分幸せだな』『好きなことを表現できているというのは本当にありがたいな』と感じられ、初心に戻った感じで仕事と向き合えている気がします」●今後の抱負「歌をベースに引き続き演技にも挑戦できたら」現在38歳。今後について尋ねると、「表現することが大好きなので、これからも歌をベースに、引き続き演技にも挑戦できたら」と目を輝かせる。『不死鳥の翼』で改めて演じる楽しさを感じたそうで、「いろんな役に挑戦して、自分の引き出しを増やしてもらいたいなと。自分の歌は自分で引き出しを出していきますが、誰かに引き出してもらうのもすごく楽しいです。私が普段使わない言葉を脚本家の方が書いてくださり、衣装も普段着ないようなものを着させてもらって、人格が変わるので、こんな楽しい世界はないなと思います」と語る。元Folderメンバーの三浦大知や満島ひかりも芸能界で活躍を続けているが、仲間の活躍からも刺激を受けているという。「小学生のときにアクターズスクールで出会って、今はそれぞれ違う活動をしていますが、みんなの活躍している姿、そして何よりも元気でいてくれていることがうれしいです」夫婦としての抱負も尋ねると、「大木さんは本当にいい人なので、このまま楽しく過ごしていきたいです」と答え、「夫婦ですけど、友達のような、兄妹のような、いいアドバイザーというような感覚で、とても心地がいいです。結婚して11年ですが、一緒にいて楽しいですし、『この人とっても面白い』って年々思うんです。だから本人にもよく『また面白くなったね』と言っています(笑)」と絆はますます強まっているようだ。小学3年生の娘については、「私よりも娘のほうがしっかりしています(笑)」と紹介。「女の子ってお母さんのほうが好きというのがほとんどですが、うちはお父さん好きでよかったなと。もちろん正解はわかりませんが、お父さんが好きっていうのが一番円満な気がします。2人でよく遊びに行っていますし、すごく仲良しです」と話した。最後にファンに向けて「私は表現することが大好きで、今も楽しみながら、学びながら、より良いものをお見せできるように日々勉強していますので、これからも楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージ。「『不死鳥の翼』は日常の中にあるそれぞれの気持ちが描かれ、景色によって救われるシーンも多々あるので、変わりゆく景色も見てほしいですし、人と関わることによって成長できる素晴らしさも感じていただきたいです」と呼びかけた。■AKINA1985年6月19日生まれ、沖縄県出身。1997年にFolderとしてデビューし、2000年からは女性のみで構成したFolder5として活動。グループ活動は2003年に終了し、その前年の2002年からソロで活動を開始した。楽曲リリースやライブ開催のほか、女優としても活動している。プライベートでは2013年4月にお笑い芸人のビビる大木と結婚し、2015年8月に長女を出産した。
2024年05月26日アイドルグループ・Snow Manのラウールが主演を務める、映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)の追加キャストが26日、公開された。国家安全保障庁長官・尽宮正人(遠藤憲一)の娘として生まれるが男として育てられ、MI6に所属するエリートとなるものの、父の愛情を受けられなかったが故に赤羽骨子を殺したいほど憎む、尽宮正親(じんぐう・まさちか)を演じる。骨子とは実の姉妹だが、幼い頃から訓練され男として育てられる。父の愛情を受けたい一心で血の滲むような努力をしMI6に所属するエリートとなるが、どんなに努力をしても正人は正親に見向きもせず骨子を溺愛していた。やがて正親の敵意の矛先は骨子に向けられ、骨子を殺したいほど憎むようになる。骨子の命を狙い、ボディガードとして彼女を守る威吹荒邦(ラウール)と対峙することとなるが、ひょんなことから荒邦にある感情を持つようになる。圧倒的な存在感を放ち手強い敵として登場する正親だが、荒邦というピュアで真っすぐな存在と出会い、徐々に人間らしく変化していくのだった。完璧なのにどこか不器用で感情をむき出しにしていく姿はどこか憎めない愛らしい魅力溢れるキャラクターとして描かれている。イメージビジュアルも公開。これまでの土屋の印象を覆す黒のレザーコートに身を包み、銀髪、右目には眼帯という圧倒的な存在感を放つ妖しげなビジュアルを見せた。○■土屋太鳳 コメント・クランクアップを迎えて今のお気持ちをお聞かせください。率直にいうと、寂しいなという気持ちです。演じさせていただいた時間自体はすごく短いんですけど、演じれば演じるほど自分の心にどんどん入り込んでくるような愛おしさを感じる役でした。・正親役のお話が来たときのお気持ちをお聞かせください。原作と台本を読ませていただいて、これは責任重大だぞ! と思いましたね。男の子として育てられたけれど、お父さんには『娘』として認めてもらいたいと願っていて、しかも荒邦と骨子の距離を縮めるキーマンでもあって、その上で、正親は荒邦を圧倒しないといけないじゃないですか。難しい役だなと思いました。・役作りをかなり準備されてこだわられたと思いますが、具体的にこだわられたところを教えてください。まずは、登場シーンですよね。ここでちゃんと正親として荒邦を圧倒しなきゃいけない。それが出来ないと、そのあとの可愛らしい部分や憎めない部分が表現出来ないので、とにかく正親がどんな気持ちで育ってきたか全力で考え続けて、そのエネルギーを込めました。といっても正親らしさは気持ちだけで表現できるものじゃないので、宝塚の男役の方にコツを伺ったり、宝塚のメイクに携わっている方に講習会を開いていただいたり、家族に姿勢や歩き方や声の出し方を教わったりして、私自身の日常の中で正親の生活を送りました。ですのでその頃は、普段の生活でも男らしかったと思います。声は低くしすぎると枯れてしまうので、低い中で声色やニュアンスを変えたり息を入れたりと工夫しましたが、とっても難しかったです。衣装とメイクとウィッグにたくさんパワーを貰って、やっと乗り切れた気がします。・印象に残っているシーンを教えてください。学校のシーンがクランクインだったんですけど、反省点が多かったんです。自分の立ち姿だったり歩き方だったり、もうちょっと研究できたなと思って、少し工夫を重ねました。水族館のシーンでは、より喧嘩っぽいアクションにしたいなと思って、ギリギリまで練習をして臨みました。休憩時間に、荒邦さん(ラウールさん)が「正親の気迫を感じます」と言ってくださって、凄く嬉しかったです。・ラウールさんとご一緒されてみていかがでしたか?ラウールさんは頭脳と身体能力の両方をフルに使って、現場でどんどん進化していかれる方だなと感じました。正親とのアクションでは受け身を担当なさってますけど、アクションって、実は受け身が上手くないとアクションにならないんです。しかも受け身って危険なんですよね。体格差もすごくあるのに一生懸命向き合ってくださって、本当に素晴らしかったなと思います。・出口さんや遠藤さんはいかがでしたか?とても明るくて、夏希ちゃんの可愛い笑顔にパワーをいただきながらご一緒していました。遠藤さんは、ずっと共演させていただきたいなと憧れてきた方なので、やっとお会いできたという感じでした。私が申し上げるのはおこがまし過ぎるんですけど、本当にお芝居がお上手で、素敵で、胸にぐっときました。・最後に公開を楽しみにしている皆さんへ一言お願いします。爽やかで華やかで思いきり楽しんでいただける魅力的な作品になっていると思います。錚々児高校3年4組の熱い日々を、是非スクリーンで体感してください!○■加藤達也プロデューサー コメントお待たせいたしました。『赤羽骨子のボディガード』最後のキャスト発表です。満を持して正親役の発表ができることを本当に嬉しく思います。この『赤羽骨子のボディガード』の人気キャラクターで、ジョーカー的な存在。男性に間違えられるような女性であり、その姿は圧倒的にかっこよく、美しくなければなりません。加えて内面は男らしく荒々しい一面と、突然可愛らしくなるというギャップ、それでいて面白くもなければならないという、本当に難しい役どころ。今までの映画史でも見たことがないキャラクターにしたく、普段のパブリックイメージからは全く想像できない、イメージが湧かないような方にお願いできないか。どんな方であれば、この難役をお願いできるのか。非常に悩みましたし、考え抜きました。そして、辿り着いた方が、今回発表させていただく土屋太鳳さんです。類稀な美しさ、華やかさ、強さとしなやかさをお持ちで、コミカルさを兼ね備える人と考え抜いた時に、最後は理屈ではなく、閃きと、直感で絶対に土屋太鳳さんにお願いしたいと思い、今回オファーさせていただきました。ご本人や、監督、スタッフとも何度も、衣装、ウィッグ、メイクのテストを重ね、妥協せず完成された渾身の正親のビジュアル。加えて、今回は激しいアクションも多くあり、撮影のギリギリまで練習を重ね、ほぼ全てのアクションをご本人でこなされております。カメラに映し出された土屋さん演じる正親を見た時に、当初の想像をはるかに超えたキャラクターに昇華していただいていて、圧倒され震えてしまうほどでした。きっと映画史に残るような傑出したキャラクターになっていると確信しておりまし、縦横無尽に躍動する正親をぜひ大きなスクリーンで皆様にもご覧いただきたいと思います。【編集部MEMO】映画『赤羽骨子のボディガード』は丹月正光氏による同名コミックスの実写化作。ある事情から、100億円の懸賞金をかけられた幼馴染・赤羽骨子(出口夏希)のために、ボディガードとなった威吹荒邦(ラウール)に与えられたミッションは、彼女にバレることなく守ることだった。実はクラスメイトも全員がボディガードで、ミッションクリアを目指していく(C)丹月正光/講談社 (C)2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会
2024年05月26日